追憶編
武力介入からの勝利
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「一真さん申し訳ない!叛逆者を出してしまった事は、完全にこちらの落ち度だ。何をしても罪滅ぼしにはならないだろうが、望む事があれば何なりと言ってくれ。国防軍として、出来る限りの便宜を図らせてもらおう」
ジョーは残存している敵を排除しに行った。その間に俺らは部屋に入ってもらって扉は閉めずにいた。シールドビットとライフルビットで攻守しているから問題はない。俺らはとりあえず一息したが、頭を下げる風間大尉。
「頭を上げろ玄信。今は防音結界を張っているから問題はないぞ」
「そうですか。では織斑少将、どうしますか?」
後々聞いたが、あの反乱兵は俺達を攫って人質にする予定だった。これについては殺した反乱兵の記憶を見たが、結果的に言えばジョーが駆けつけたお蔭で何とかなった。あの屑と家族については無事に保護されたようだが、死ねばいいのにと思った。
反乱兵のターゲットはあの屑らしく、俺達はとばっちりを受けた事になる。あの屑は蒼い翼の傘下の傘下の重役らしいが、俺としてはどうでもいい事だ。
「状況を詳しく聞こうか?敵は大亜で間違いなさそうだな」
「確証はないですが、あの時の潜水艦で確証しました。あの潜水艦はこの為の先兵だったのだと」
「敵を水際で食い止めているのは嘘だな」
「そうです。名護市北西の海岸に、敵の潜水揚陸部隊が上陸したようだが、我々の部隊ではなく謎の部隊が殲滅中らしいと聞いています」
「それは俺らの部隊だな。既にソレスタルビーイングは武力介入を行っているが、あとは全世界の諸君に中継する予定だ」
「慶良間諸島近海も、敵に制海権を握られていたが恐らくCBの部隊が敵と内通したゲリラを殲滅中と聞いた」
まあそうなんだよね。この基地に行く前にトレミーにいるIS部隊を出撃命令を出した。沖縄県名護市に大亜細亜連合の上陸を許したが、すぐに駆逐された。
「俺らはトレミーに避難するし、シェルターより安全な場所だ」
「その方がよろしいかと。その後はどうされるおつもりで?」
「沖縄にいる大亜の部隊に向けて、ソレスタルビーイングが武力介入を行うと通達する。その時は日本に対して攻撃しないが、攻撃したらその時はその時で」
「今回の我々の任務は侵攻軍の撃退、若しくは殲滅。敵に降伏を勧告する予定はない。それではここからは別行動でまた会おう」
「織斑少将、お気をつけを」
と言って俺達は、トレミーの格納庫に向けて空間切断により基地から格納庫に着いた。俺達はブリッジへ向かうが状況を確かめにな。
「フェルト!状況はどんな感じだ?」
「一真さんに深夜さん達、ご無事で何よりです!状況はさっき聞いた通りですが、現在こちらが優勢となり、国防軍は手を出していません」
「だいたい分かった。それじゃ、沖
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