追憶編
基地見学×組手
[1/5]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
バカンス3日目は、朝から荒れ模様だった。空はどんより曇っていて強い風が吹いている。東の海上から、熱帯性低気圧が接近しているそうだ。台風一歩手前だそうだけど、俺は天候を操る事も可能だからか台風にはならないようにした。
MS部隊からの報告があったが、一応佐渡島に配置させたら予想通り新ソビエト連邦が日本の佐渡海に侵攻した。ソレスタルビーイングによる介入のお蔭で撤退。日本の防衛軍は、今回俺らの予想で配置をした事であるし、俺らが住んでいるこの国が他からの攻撃を受けるなら俺達は武力介入して殲滅させる。
日本国の軍達は俺らと敵にならない事を拙に願う。とメッセージで送信後、俺らがいる沖縄海中にいるトレミーに帰還した。ここには2週間の滞在予定だが今日はどうしようかな。
「今日のご予定はどうされます?」
朝食を食べながら俺らに言ってきた穂波さん。焼き立てのパンを、俺ら護衛の者に渡しながら考えていた深夜。
「こんな日にショッピングもちょっと、ねぇ・・・・」
チョコンと首を傾げて独り言のように呟く深夜。たまにだが、そういう仕草をされると可愛くてしょうがない。俺らの護衛も若いが、深夜達も若い事は知っているさ。
「どうしようかしら?」
逆に質問されて穂波さんも手を止める。俺も手を止めてスマホを取り出して、検索をしていると穂波さんも壁にかかったディスプレイのスイッチを入れる。
「琉球舞踊の観覧というのはどうだ?」
「それいいわね。穂波」
無言で頷いて、手元のコントローラーを操作して俺と同じようなサイトを開く。
「衣装を着けて体験もできるそうですよ」
「面白そうね。深雪さんはどう思いますか?」
「私もそう思いますが、お父様は何か残念そうな顔をしていますが」
「サイトをよく見たら、この公演は女性限定だそうだ。俺と蒼太は行けないな」
よく見たらそう書いてあったので、深夜や深雪は残念そうにしていた。今回車を手配するが、俺や蒼太無しだとつまらないだろうな。
「では私はお父様と行ってきますわ。お母様と穂波さんと桜花さん達で行ってきて下さい。お父様は、風間大尉に基地へお呼ばれされたので」
「そうしようかしら。衣装を着けた姿を一真さんに見せたかったけど、まあそれはカメラで撮ればいい事。それに私達には桜花さんと沙紀さんもいますし」
「お気を付けを。一真さん」
朝食をしてから準備をした。朝食の間にドライグ達を外に出して食べさせた。ドライグとサマエルとペルペルは生肉でティアはヒト型だから俺らと同じメニューをな。食後に元に戻ったドライグ達。そして俺らは満腹後、それぞれ準備をしてから移動を開始。
俺らのはゼロで、深夜達は手配した車での移動を。俺の代わりに、話相手をしてくれる桜花と沙紀がいる
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ