暁 〜小説投稿サイト〜
魔法科高校〜黒衣の人間主神〜
原作前
新たな外史へ出陣
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れでそちらの御嬢さんが社長の娘さんですか?」

「そういえば拠点に帰還後、挨拶させてなかったな。紹介するが俺の娘で織斑深雪と言う。深雪、コイツはこの会社の副社長をしている青木雄一郎と言う」

「初めまして。副社長の青木ですが、織斑社長が表立つまで私がこの会社の代理社長をしています。よろしくお願いします」

「こちらこそ。私は父の娘で織斑深雪と申します。今回の父は兄という設定になっております」

「なるほど。立ち話も何ですからこちらへどうぞ。織斑社長に深雪御嬢さん」

ソファーに座った後、秘書とも再開を果たした。拠点と記憶はリンクしているから、さっきぶりという感覚だ。あと深雪には社長令嬢と言う感じだそうで、やはりと言うかそう思った。物語がスタートするのは半世紀後だと伝えたら、既に知っていると聞かされた。オプションとして、不老不死と念話または脳量子波が追加された事については知らなかったとな。

現在2014年は、時系列的に日本でエレメンツの開発が行われる所だ。1999年に、狂信者集団の核兵器テロをある一人の超能力者が未然に阻止し『超能力』の研究が始まるという事は知っている。その研究資金もこちらが出していると聞かされた。

この会社は持株会社で、傘下会社は沢山ある。親会社である本社は東京のとある所だが、子会社は沢山だという事。傘下会社は銀行・保険・証券・商品その他金融系、食品系、化学系、石油系、重工業系、新聞・出版・広告系、情報・通信・放送系、小売・外食系、エンタテインメント系、運輸・交通・旅行系、建設・不動産系、その他。それを全部纏めているのが、大企業蒼い翼で本丸という訳だ。

「なるほど。今回はかなり忙しくなりそうですな」

「ああ。今の内に食料を保存しといた方がいいかもしれんが、十年後か十五年後には地球の急激な寒冷化で、世界の食糧事情の大幅悪化すると聞いている」

「早速手配しましょうが大丈夫です。各部門の傘下は私達と同じ記憶共有者であり、今回のオプションも付いてると思います」

「なら安心だな。だが俺が社長をやっているというのは、伏せておいた方がいいな。それとお前もな。特に名前と年齢について」

「それについても問題はありません。名前については大丈夫ですし、年齢もかと。それにこの会社にいる者達と傘下会社の者達もですが、名前と年齢を変えると思われます。織斑社長はどこで生活する予定ですか?」

「俺と深雪は動く時が来るまで、月中基地支部にいる。あそこで生活するとあちらでは一日経つとこちらでは一年経つ事になるからだ」

「なるほど。そちらは時間は短くなりますが、こちらは長くなるという感じですか」

「それについても問題はないぞ。この会社内と各傘下会社内にいると、時間が早まる事になるから会社内で八時間仕事
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