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ハイスクールD×D 『存在の消失〜 Memory life 〜』
四話『降臨する蒼き消失王』
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上で、俺はリアスさんに呼ばれる。
「刀矢…………」
「なんですか?リアスさん」
「貴方はなぜ、私を助けにきたの?」
「約束したじゃないですか?俺だけではなくて、皆でリアスさんを助けるって」
俺が平然とそう言うと、リアスさんは悲しい表情をしてこう言う。
「あなた達はライザーに勝てると思っていたの?」
「勝負には絶対というものは存在しません。それに…………俺はリアスさんに支えられていたから、勝てたんですよ」
俺は笑いながら言った。
「それに……リアスさんが悲しむ姿を見たくなかったから…………あなたが傷つく事が本当に嫌だったからこそ、俺はこうしてあなたを助けることができた 」
俺はそう言って、リアスさんの顔を見る。
リアスさんは泣いているが、表情は笑っている。
「ありがとう。…………でも、また縁談の話が来たら……」
「会場でも言いましたが、何度だって助けますよ。俺はリアスさんを守るためなら、なんだっーーーー」
俺はそれ以上の事を言えなかった。
何故なら、リアスさんが俺の唇に自分の唇を合わせているからだ。
つまりは、俺とリアスさんはキスをしている。
「リ、リアスさん!?」
「ファーストキスよ?日本では女の子が大切にするものよね?」
「は、はい」
俺は突然の事に、動揺しながらそう言い返す。
「これは私を助けてくれたお礼よ。そして、これは…………」
チュッ。
「私は、あなたの事が好きよ。刀矢」
突然のリアスさんの告白。
俺は一瞬、面をくらってしまうが、すぐに冷静になる。
「俺も…………俺もリアスさんの事が好きですよ」
俺がそう言うと、リアスさんは顔を赤くした。
こうして俺は焼き鳥との決着を着けるのだった。
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