暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D 『存在の消失〜 Memory life 〜』
四話『降臨する蒼き消失王』
[7/7]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
上で、俺はリアスさんに呼ばれる。

「刀矢…………」

「なんですか?リアスさん」

「貴方はなぜ、私を助けにきたの?」

「約束したじゃないですか?俺だけではなくて、皆でリアスさんを助けるって」

俺が平然とそう言うと、リアスさんは悲しい表情をしてこう言う。

「あなた達はライザーに勝てると思っていたの?」

「勝負には絶対というものは存在しません。それに…………俺はリアスさんに支えられていたから、勝てたんですよ」

俺は笑いながら言った。

「それに……リアスさんが悲しむ姿を見たくなかったから…………あなたが傷つく事が本当に嫌だったからこそ、俺はこうしてあなたを助けることができた 」

俺はそう言って、リアスさんの顔を見る。

リアスさんは泣いているが、表情は笑っている。

「ありがとう。…………でも、また縁談の話が来たら……」

「会場でも言いましたが、何度だって助けますよ。俺はリアスさんを守るためなら、なんだっーーーー」

俺はそれ以上の事を言えなかった。

何故なら、リアスさんが俺の唇に自分の唇を合わせているからだ。

つまりは、俺とリアスさんはキスをしている。

「リ、リアスさん!?」

「ファーストキスよ?日本では女の子が大切にするものよね?」

「は、はい」

俺は突然の事に、動揺しながらそう言い返す。

「これは私を助けてくれたお礼よ。そして、これは…………」

チュッ。

「私は、あなたの事が好きよ。刀矢」

突然のリアスさんの告白。

俺は一瞬、面をくらってしまうが、すぐに冷静になる。

「俺も…………俺もリアスさんの事が好きですよ」

俺がそう言うと、リアスさんは顔を赤くした。

こうして俺は焼き鳥との決着を着けるのだった。
[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ