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魔法少女リリカルなのは〜"死の外科医"ユーノ・スクライア〜
本編
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!今のは有効打とは・・・」
そこで、今度は自分の後ろを何かが通り過ぎる気配がする。
「っ!?」
慌ててなのはは後ろを振り向くが、それはウェンディのライディングボードだった。
ただし、そこに
ウェンディは乗っていなかった
(
、、、、、、、、、、、、、、
)
が。
(っな!?一体どこに!?)
なのははとっさにウェンディの居場所を探そうとした。それゆえに、完全にライディングボードから意識を外してしまったのだ。
それこそが罠だと気付かずに
(
、、、、、、、、、、、、、
)
。
空中でライディングボードが反転し、そこにへばりつくティアナが姿を現す。
<Master!!>
「しまった!!」
「クロスミラージュ!!カートリッジロード!!」
<Yes、master.>
レイジングハートがティアナの存在に気づき、なのはに知らせる。
なのはは慌てて防御しようとするが、その前にティアナはカートリッジロードを済ませ、後は、トリガーヴォイスを発するだけであった。
「クロスファイア―シュート!!」
ほぼ零距離からティアナのクロスファイヤーシュート(収縮砲バージョン)が放たれ、なのはに直撃、爆煙で周りが見えなくなる。
「やったの、ティア!?」
「やったのか、ティアナ!?」
「やったっスか?」
「いい加減に、放せ!!」
スバル、ノーヴェ、あと空中でヴィータに
絞め技
(
スリーパー・ホールド
)
を決めているウェンディが心配そうに見守り、なかなかウェンディの技から抜け出せないヴィータが苛立たしげに叫んだ。
そして・・・。
<Congratulations.>
レイジングハートから模擬戦終了の宣言が下された。
「やられちゃったなー。もうちょっと長引くと思ったのに。今回はすっかりティアナの術中にはまっちゃたな」
いつの間にか、指揮官として、ずいぶんと成長したティアナに対し、なのはは素直に称賛を送る。
今回の模擬戦では、スバルとノーヴェが標的であるなのはに接近、ウェンディがそれを阻止しようとするヴィータの足止め、ティアナとディエチが狙撃で援護するフォーメーションを行っていた。
だがこのとき、狙撃による援護をしていたティアナは、彼女のフェイクシルエットによる幻覚で、本物のティアナはウェンディのライディングボードに、幻覚で姿を消しながらへばりついていのだ。
スバルとノーヴェがクロスレンジによる陽動を行い、その後にウェンディがライディングボードだけをなのはに向かって射出する。
なのはは一度、ライディングボードに意識を向けるが、そこに肝心のウェンディがいないことで、もう
ライディングボードそのもの
(
、、、、、、、、、、、、、
)
からは、完全に意識を外してしまった。また、
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