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Epos48父の夢/娘たちの願い〜Florian family's Dream〜
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ううん。これからが本題」って答える。

「・・・お前、良いやつ! ボクにもなんとなく解った。あんまり喋っちゃアイルにメチャクチャ文句言われると思うけどさ。ボクは寛大だからな、話してやる。別にキャンディに釣られたわけじゃないからな!」

「ありがとう、レヴィちゃん! 私たちね、レヴィちゃん達に助けてもらいたいの」

「助ける?」

「うん。私たちはヤミちゃんを止めてあげたいんだ」

「ヤミちゃん? 誰そいつ」

「あ、砕け得ぬ闇、レヴィちゃん達が言うシステムU-Dのあの子を」

「あー、だからヤミちゃん。・・・U-Dを止めた後はどうする気だ・・・? はっ。そうか! ボクらの復活や自由を邪魔する気なんだな! やっぱり悪いやつか!」

さっきまでの上機嫌が急降下して一気に不機嫌に。しかも“バルフィニカス”まで構えちゃうし。私は慌てて「違う、違うから!」首を横にブンブン振る。レヴィちゃんは「じゃあ、何をする気?」って構えは解いたけど警戒は続行。

「ただ止めたいだけなんだよ。だってあの子、苦しんでるでしょ、悲しんでるでしょ、傷つけたくないって。管理局員としても、ひとりの人間としても、ヤミちゃんを止めてあげたい、その苦痛から解放してあげたいんだ」

「っ・・・。本当に?」

「うん、本当だよ。だからこうしてレヴィちゃんに会いに来たんだ。ヤミちゃんを止めるためにはどうすればいいか、それを教えてもらうために」

“レイジングハート”を待機モードの首飾りに戻して戦闘意思がないことを改めて示した上で、両手をレヴィちゃんに向かって差し出す。私はさらに、「みんなの分も預かってるんだ。レヴィちゃんはそのソーダ味だったでしょ。他の子にはね――」ってマテリアル人数分のキャンディを見せる。

「シュテルはストロベリー、アイルちゃんはメロン、フラムちゃんはパイナップル、ディアーチェちゃんはグレープ。みんなで仲良く分けて食べられるように、って」

「赤色、翠色、黄色、紫色・・・。そしてボクの水色。やっと取り戻せることが出来た、ボクらの魔導色だ・・・」

レヴィちゃんがそろそろと手を差し出して来たから「どうぞ♪」私は残りのキャンディもレヴィちゃんに手渡す。受け取ってくれたレヴィちゃんは愛おしそうにキャンディを見詰めた。とここで、「なのは!」フェイトちゃんとはやてちゃんとアルフさんが合流。

「あ、オリジナル! それに子鴉! あとアホ犬」

「ああん!? また泣かすぞ、コラ。この前みたいにまたピーピー泣かしてやんよ!」

「なんだよー!? やるかぁ、ああん!? 今度はボクが、お前を泣かしてやるぞ、おおう!?」

フェイトちゃんをオリジナル、はやてちゃんを子鴉、アルフさんをアホ犬呼ばわりするレヴィちゃん。そんなレヴィちゃん
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