暁 〜小説投稿サイト〜
いつの間にかハイスクールD×Dの木場君?
眷属、集めます
第28話
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せば良いだろう。一番に考えるのは木場祐斗の為になることだろうが、オレ達も今を生きているからな」

「そんなものか?」

「道をそれだけだと決めつけた末路は分かっているだろう?真ん中に一本芯を用意してそれだけを曲げなければ何とかなるもんだ」

オレはシリンダーに追加で魔法陣を描く。

「とりあえず、オレは当面の間、天界に行く時に堕天に関する情報を得てから堕天せずにエロイ事が出来るようにする結界を準備するのと並行してこいつの調査、それからミッテルトの方を鍛える。魔法関連の方はオレが担当するから近接戦闘組みは任せるぞ。急がないとオリジナルが襲われる可能性が久遠から示唆されちまったからな。発情期なんてあるんだな」

「そちら方面は全て任せる。私は手が出せないからな。訓練の件は構わないが、私は二流の戦士だぞ」

「才能云々はともかく、実戦経験は一番だろうが。それを模擬戦で叩き込んでやれば良い。幸い、治療の方は簡単だからな」

「それもそうか。では、研究の方は任せたぞ」

赤いコートを翻してアーチャーが研究室から出て行くのを見送る。それからシリンダーにもたれて中にいる木場祐斗を眺める。

「お前は誰なんだろうな。出来ればオレの予想の中で一番最悪な形じゃない事を祈ってるぞ」

最悪な予想を振り払い、オレも研究室から出て行く。それにしても、身体を作り替えたってのにタバコが吸いたくなるとは、魂にまでニコチン中毒に犯されたのかよ?ああ、もう未成年が多い中でタバコなんて吸えるかよ。というか、オレの身体も未成年じゃねえかよ。チュッパチョップスでいつまで我慢出来るかな。

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