1部
11話
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才能が無いのなら自信をつけろ、それが天才に勝利するたった一つの道だ」
「はい、ありがとうございます!!」
リーは元気良く返事をすると、黙々と腕立て伏せを始めた。思い立ったら吉日、そういう態度は中々結構だぞ。
「ふーん、ヒジリって天才側に立って努力なんて無駄、とか言うタイプかと思ってたから意外」
「私はどちらかと言えば才ある人間ではないからな」
「それ、ネジが聞いたら泣くよ?」
「おいおい、私は単純にこの眼があるから人の動きが読めるのであって、それは私の力ではなくこの眼の性能だ。
仮にこの眼を君が生まれ持ったとしたら、私と同じ事が出来ただろう……最もこんな眼は誰も欲しがらんだろうがな」
「あのさ、時々そうやって自分の眼の事を嫌がってるけど、それって何かに理由があるの?私には便利な物だなって思うんだけど」
「そうだな……ネジはまだまだ終わりそうにないので、その間少し昔話をしてやろう」
「昔話?」
「ああ、つまらん話だがな」
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