暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールDxD  〜最強の兵士〜
旧校舎のディアボロス
一章
第五話  神さま実力みせました
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らく考えるがやはりわからないらしい。

「ごめんなさい、私にも分からないわ」
「そうですよね、すみません。俺のことは自分で調べますんで気にしないで下さい。それから教会の方にはもう立ち寄らないんでご安心を。では後ほど部室で」
「ええ、そうして頂戴」
(済まないアーシア、君とはもうお別れだな……)

俺は部長に報告を終えそのまま部室に向かった。

「今朝の出来事だが、仲間意識があったということはここの創造神もあいつと同じだという可能性が………」

俺は部室に着くなりぶつくさとソファーに座りながら自問自答をしていた。

「どうかしましたか?」
「うわ?」

考え事をしていたせいか朱乃さんが近づいていたことにも気づかずみっともなく驚いてしまった。

「驚かせないで下さいよ朱乃さん」
「うふふ、ごめんなさいつい。それで何にそんなに悩んでるんですか?私でよければ相談に乗りますよ?」
「いえ、そんな大したことじゃないんですよ。ただちょっとこの世界の仕組みについて改めて考えていまして…まあそんな大したことじゃないですけど」
「いいえそんなことありませんわ。私なんてそんな難しいこと考えたことありませんもの。ですけど何か聞きたいことがあったら何でも言ってくださいな私もできる限り頑張りますんで」
「ありがとうございます朱乃さん。その言葉だけでも元気が出てきます」

俺と朱乃さんが話していると部室の扉が開き部長が入ってきた。

「あら朱乃、帰ったのかと思ったわ」
「部長、実は先ほど大公から連絡が入りましてこの町にはぐれ悪魔が出たそうです」
「?分かったわありがとう朱乃。それじゃあすぐに優斗と小猫を招集して。それとサトシすぐに出かける準備なさい。害虫退治の始まりよ」

俺らは情報に合った廃墟と化したとある屋敷の近くの森にジャンプしその屋敷を目指すことにした。すると木場が話しかけてきた。

「ところでサトシ君ははぐれ悪魔については知っているのかい?」
「なぜそう思った?」
「何となくね」

木場はどことなく不思議な笑みをしていた。だが俺は取り敢えず気には止めず「ふ〜ん」と流した。

「はぐれ悪魔については多少なりとも知っている。奴らはもともと俺らと同じように主が居た。だが自らの欲求のために主を殺し逃走、そしてそのまま好き勝手に暮らしているそれがはぐれ悪魔たちの大半がそんな奴らだ」
「大半って他にはどんな奴らが居るんだい?」
「いろいろいるさ、あまりの主の暴君さに逃走。もしくはその主のお蔭で自分の家族が危険にさらされるとかな」

俺がそう言うと木場はとても不思議そうな顔をしてこちらを見てきた。

「ずいぶんと見てきたようなことを言うんだねサトシ君は。本当に見てきたりして」
「実際見てるからなそう言う
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