暁 〜小説投稿サイト〜
【IS】例えばこんな生活は。
例えばこんな決戦前夜は何だか緊張するだろ
[3/3]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
ったんだと思う。

「は、離し・・・・・・いや、今離したらゴエモンに見られて・・・!?だ、駄目だそれは!み、見せるならもっとこう、ちゃんとした・・・・・・」
「むごごごご、ご・・・・・・」

でも、もしここで俺の目に僅かでも隙間と光を与えたら自分の谷間を曝け出すことになるじゃん。

「駄目だ駄目だ!見るな!絶対に見ちゃ駄目だぞ〜!!」
「むぐごごごごッ!?」

そうすると箒ちゃんとしてはもっと恥ずかしかったらしくて、更にきつく抱え込まれちゃったのよ。
と、ここまで全部箒ちゃんと意識共有してたツバキのリポート内容なんだけど。次にやられたらきっと死んじゃうので次から細心の注意を払おう。
なお、通りすがりに一部始終を見てしまったおりむー曰く、「お前は殴られないんだな・・・・・・」とのこと。




10月20日

明日は、とうとうリューガさん&ルーシィとのバトルだ。
うしおとほむらが「おとーさんなら出来る!」とぴょんぴょん跳ねながら激励してくれた。かわいい。何で子供ってこんなに可愛いんだろう。もう明日は2人を愛でるために休みたい。2人とも、暇な時間は学園の他の生徒と一緒に遊んでいたりするのだが、言うまでもなく人気がすごい。
ジェーンさんといいこの子たちといい、最近ここの学園は微笑ましいものが増えすぎなんじゃなかろうか。

はい、現実逃避です。実は今日、リューガさんの訓練風景を見に行った結果完全に臆してるだけです。

あのねぇ・・・・・・まずおりむーが殴り飛ばされて瞬殺。
ラウラ姉がAICを使ったら、総合出力で突き破られてノックダウン。
箒ちゃんが果敢に飛び込むも、見えないバリアのようなものを突破できないまま競り負ける。
鈴がアリーナを壊さないよう出力調整された全武装一斉発射をしたんだけど、正面から剣で叩き斬られていた。そんなこんなで――最終的には地面に剣を突き立てて悠然と構えるリューガさん&ルーシィ以外全滅した。

つ、強すぎる・・・・・・!
何あのチート人間、篠ノ之流の太刀筋を正面から弾き飛ばしてたんですけど。

しかもここまで専用武装を剣以外一つも使っていない。俺が訓練を見に来ているのを見越しての情報隠匿だ。この調子では謹慎中の4人で一斉にかかっても勝てるかどうかわからないレベルだ。俺、明日殺されるんじゃないかな・・・?
 
[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ