暁 〜小説投稿サイト〜
【IS】例えばこんな生活は。
例えばこんな決戦前夜は何だか緊張するだろ
[2/3]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話

当然ながら凄い驚かれた。母さんもまさか20代で孫の顔を見る事になるとは思わなかっただろう。しかも外見年齢的には息子と殆ど変らない歳に見える。子供が増えたみたい、と少し嬉しそうにつぶやいていた。
結果。

「ねえねえ、うしおちゃんにほむらちゃん。ちょっとお母さんって呼んでくれない?」
「ん〜・・・おかあさん!」←ほむら
「お、おかーさん!」←うしお
「・・・・・・・・・感無量だわ!」

うっとりというか充足というか、何とも言えない悦に浸っている母さん。関係としては母さんは2人のおばあちゃんに当たるのだが、流石の母さんもまだ30にもなってない段階からおばあちゃん呼ばわりはきついだろう。というか段々家系図が大変なことになっているような・・・・・・

「ソウちゃんとゴエモンもいれて子供4人!」
「母上、私も養子になる所存であります」
「任務の関係上私も養子になるってことになりました」
「ラウラちゃんとジェーンちゃんも!?」
『私もカゾク?』
「家族よ!」
『オウカが家族なら私も家族だね!』
「ニヒロちゃんも家族よ!」
『あの・・・初めまして。レンっていいます』
「ウェルカム真田家へ!!」

拝啓、天国の父さんへ。母さんはちょっと見境のない子煩悩だったようです。敬具。
なお、話し合いの結果、呼称は母さんは「ママ」でジェーンは「おかーさん」になったらしい。




10月20日

箒ちゃんが遊びに来るのはいつもの事なので、今日は箒ちゃんの部屋へと遊びに行くことにした。こにゃにゃちわ〜。

・・・・・・・・・お風呂上がりの箒ちゃんとばったり遭遇である。そしてそこから始まる逆ミラクル!
風呂上がりでバスタオル1枚しか防壁の無い箒ちゃんはとにかく俺の目を塞いでこの窮地を脱しようとしたのだが、丁度いいものが無かったらしく咄嗟に取った行動が――ゼロ距離に詰め寄って視界を塞ぐ戦法だったのだという。
その結果どうなったかというと――俺は夏休み以来非常に久しぶりに女の人の胸に溺れて溺死しかける羽目に陥った。もうね、頭おかしい。世界広しといえど俺ほど胸の谷間を怖がる人はいないんじゃないかとさえ思える。この学園に来てからでももう6回目ですよ?オール鼻と口がふさがれて呼吸困難ですよオクサマ。

しかも今回は追加で頭がい骨が死ぬかと思ったが。
だって箒ちゃんが俺の目を塞ごうとして、俺の頭を抱え込むじゃん?

「わわわっ!?み、見るな!!」
「むがっ!?」

で、抱え込んだらこんだで自分の胸と俺の顔が密着していることに気付く訳よ。

「む〜〜ッ!?むぐ〜〜ッ!?」
「あ、し・・・しまった、胸が・・・!うう、なんとはしたないことをっ・・・!」

自分の胸が相手の顔に当たってるなんて、多分すごく恥ずかしか
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ