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ソードアート・オンライン〜狩人と黒の剣士〜
ダーク:本選3
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距離で放たれた弾丸を、見切り切り裂く。だが、その隙を刺剣が埋めるように追撃してくる。
(埒があかねぇなコイツは……)
ダークは考えると、神速を発動する。
目標は、言わずもがなアスカである。
「アスカ!!」
「!!」
アスカはダークの意図を知ると、頷き光剣を投げる。それを受け取ったダークは、分解した。
「なっ!?」
スペルは少し動きを止めたが、すぐに突撃してくる。と、そこに。
「<タウティング・ブロウ>!!」
ダークがアスカに伝授した、滅殺大鎌複合スキル<タウティング・ブロウ>で、相手をしていたエリカの身体を引っ掻け、投げ付ける。
「「キャッ!!」」
二人はぶつかりあって倒れると、ダークが立ち上がる。その手には、大型の剣が握られていた。
武器創造(アームズクリエイト)光大剣(フォトンブレード)。いやー、構造が簡単で改造しやすかった」
「ダーク、後でそれ直せるんだよな?」
「まね、伊達にプレイヤーと死人やってないし」
「死人は関係無(ない)
ミヤビのツッコミと同時に、ダークはそれを振り上げる。途端、アスカが二人に駆け出して行く。
「アスカァアアアア!!合わせなかったらぶん殴るかんなぁああああ!!」
「そっちこそヘマをするなよ!!」
アスカは叫ぶと、再び<タウティング・ブロウ>を発動、エリカとスペルを同時に、ダークの目の前に放り投げた。
そして、ダークは光大剣を構えると、飛び上がった。
「<シャドウ・ドライブ・インパクト>ォオオオオオオオ!!」
狩人大剣上位スキル<シャドウ・ドライブ・インパクト>。
剣に黒い闇を纏わせて相手を掴み、近付いたプレイヤー達を一刀両断にする簡潔かつ簡単なスキルである。大鎌には劣るが。
で、それを食らった二人は地面に叩き付けられるが、すぐに起き上がる。ダメージ的にはイエローゾーンワンドットレッドって具合だ。しかし、ダークとアスカは動かない。何故なら……
「後は……(まかされた)
此方には、最強無敵の弓使いが居るのだから。
瞬間神速・弓複合技<ライトニング・アロー>。
瞬間神速を繰り出しながら放つ矢は、絶対回避不可の檻。しかも、現実の矢を使っている。即ち、
「「針鼠乙」」
ダークとアスカはそう言うと、二つの悲鳴がした。
で、肝心の弓使いはと言うと……
「すっきり」
何か顔がツヤツヤしていた。気のせいだろうが、ツヤツヤしていた。

で、結局再びアスカと同じくミヤビ関係と知り、ダークは都市廃墟に来てから頭を抱えていた。
「……お前ら常識を考えろォオオオオオオオ!!」
ダークは自分のメインアーム、サブアームを叩き付けて言う。
「あっちの世界のアスナ!?どう解れと!?ミヤビとアスカとカミトとキリナならまだ解る!!だが、幾ら何でも大所帯が過ぎるだろ!!」
ダーク
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