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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Myth14信念に集う新たな家族・氷結の融合騎士 〜EiliE〜
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ルエル》――
――
破り開け
(
コード
)
、
汝の破紋
(
メファシエル
)
――
――紫電一閃――
“エヴェストルム”二剣に火炎と障壁破壊の術式フロガゼルエルとメファシエルを付加し、シグナムの火炎を纏った“レヴァンティン”や鞘にもメファシエルを付加。“エヴェストルム”機能試験で編み出した、火炎の剣騎士シグナムとの連携技の準備はこれで終わり。ゼフォン。貴様の装甲と障壁はどれだけのものかは判らないが、確実に潰してみせる。
――
守護岩隆壁
(
マオアー・シルト
)
――
ゼフォンの背後に降り立つと同時。奴を前後から挟撃する位置取りの私とシグナムの前に岩壁が現れた。私は後方。火炎を纏っている右の“エヴェストルム”を斜めに振り下ろす。シグナムはゼフォンの前方で障壁破壊を付加された鞘を斜めに斬り上げる。
「「『紫電・・・!』」」
ゼフォンの盾となっている岩壁を“エヴェストルム”は寸断し、シグナムの鞘は打ち砕いた。
「「『十字閃!!』」」
間髪入れずに私はもう片方の火炎纏う“エヴェストルム”を横薙ぎに一閃。シグナムはアギトの炎熱加速によって火力が増大している紫電一閃を振り下ろし一閃。前後からの火炎斬撃による挟撃。それがシグナムとの連携技の一つ、紫電十字閃。
ゼフォンは岩壁以外にも魔力障壁を纏っていたが、障壁破壊のメファシエルが付加された“エヴェストルム”と“レヴァンティン”の前では意味がなかった。ゼフォンは胸と背中共に火炎斬撃を受け、力なく地面に倒れ伏した。
「フン。神秘の無い単純な魔力量だけの魔力障壁。所詮は複製品だな、ゼフォン」
ゼフォンの魔力に神秘も有れば、中級のメファシエルで突破するのは難しかっただろうが、奴の攻撃に付加されている魔力からは神秘は感じえなかった。しかしミュール・エグリゴリの攻撃に使われた魔力には神秘が内包されていた。試作機だからか? まぁどちらでも構わないか。どうせこの場で完全破壊するのだから。
「・・・トドメを刺す前に答えてもらおうか。なぜガーデンベルグ達はイリュリアにお前やミュールのようなエグリゴリの複製品を造らせた?」
「うぐ・・・こんなはずじゃ・・・俺っちは・・土石系最きょ・・・機体・・・」
這ってでも私たちから逃れようとするゼフォンにそう訊くが、奴はうわ言のように自分が土石系最強という設定を繰り返すのみ。愚か、そして哀れ。両手に持つ“エヴェストルム”の柄頭を連結させてニュートラルのランツェフォルムへ戻し、ゼフォンの眼前に突き立てる。
「逃がさん、と言ったはずだ。もう一度訊く。答えろ、ゼフォン・エグリゴ――」
「うっせぇよッ!! 魔力核から
魔力炉
(
システム
)
へ移行開始。80・・90・・100%。堕天使形態・・・顕現ッ!」
――|高貴なる堕天翼《エラトマ
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