標的3 フィオラとレイア
[1/2]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
ツナ達は空港へ向かう車に乗って会場に着いたとこだった。
「確かこの空港で間違いないはず」
しかし群れるのを嫌う雲の守護者・雲雀恭弥も来ていたことにツナは驚いていた。
「そう緊張するなよツナ」
沢田綱吉の父である沢田家光も同行していた。
みんなはイタリアから来た飛行機の客が出入りするところまで行った。
(っていってもどの人がそのリースファミリーの人達かわかんないよ)
とても大勢の人が降りて来たが会ったことのないツナ達にはリースファミリーの人間なんか検討もつかなかった。
「しっかしイタリア人ばっかだな、どれがリースファミリーのやつらかわかんねえのな」
山本が笑いながら言った。
「私達がリースファミリーだよ」
山本の言葉に答えるように後ろから声がした。
そこにはと一人の老人とたくさんの男達が立っていた。
「はじめまして、君が沢田綱吉君だね、私はフィオラ、ボンゴレ\世と家光から話は聞いているよ」
老人−フィオラはツナの手を握って言った。
「そ、それはどうも」
老人とはいえ相手はマフィア、ツナは少し固くなっていた。
「やはり聞いていた通りだよ、とても真っ直ぐで澄んだ目をしている」
「えっ、オレがですか?」
少しあわてるツナからようやく手が離れた。
そしてフィオラは−−−
「そうだ、私の孫娘を紹介しよう」
フィオラの部下から一人の少女が現れた。
「おじいさま、お呼びですか?」
そこにいたのは長くて黒い髪をした美しい少女が立っていた。
「紹介しよう、私の孫娘のレイアだ」
フィオラはうれしそうに言った。
「はじめましてボンゴレのみなさん、レイアです」
レイアは優しく微笑んでいた。
「あの、えっと、オレは、じゃなくって僕は沢田綱吉です」
思いがけない美少女登場で緊張しまくってしまった。
「知ってます、ボンゴレ9代目からお聞きになっています」
「実は私達リースファミリーは日本に滞在することになったのだよ」
「なぜ日本に?」 ツナは聞いた。
「実はあるマフィアのことを調べたくて、ボンゴレのみなさんにもできたら手伝ってほしいの」
レイアの言葉にも驚いたツナ達だった。
「じゃあオレはフィオラと部下達と向こうに行ってるからレイア嬢を並盛でも案内してやんな」
「ちょっ、父さん」
こんなダメ親父だけど一緒にいてくれた方が心強かった。
しかしそんなことはお構いなしに、レイアは話かけてきた。
「ねえ、沢田君のことや並
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ