二十五話:幼馴染み襲来!!
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!!!)
変態がイリナの噛み殺す発言で歓喜してやがる………。
誰かなんとかしてくれよ。
「?おおおおおい!!!!!何だか分からねえが喧嘩ならいつでも買うぜえええええっ!!!!!」
このうぜえ声はカスザメか!!?
カスザメの奴いつの間に復活してやがったんだ?まあ、それはいい。
とにかく今はカスザメに生贄となってもらおう。
「私はいいわよ。」
どこからかトンファーを出現させてカスザメに襲い掛かるイリナ。
「?おおおおおい!!!!!いい腕だなああああっ!!!!!」
剣でトンファーを防ぐカスザメ、だが間髪をおかずにイリナの蹴りが繰り出される……。
そう―――カスザメの急所に。
「?おおおおおおおおおおおおおおおい!!!!!????」
最後の雄叫びをあげると共に崩れ落ちていくカスザメ……
イリナの奴ついに男の急所攻撃まで使ってくるようになりやがったのか
……五歳の頃はそこだけは狙って来なかったと言うのに……
たく、かなり危険な進化を遂げて帰ってきやがったぜ、俺も注意して戦わねえとな。
「なんだ、つまんないの。やっぱりイッセー君じゃないと直ぐに気絶しちゃうね。」
正直に言おう、俺は今、冷や汗を大量にかいている……あいつ俺にもあれを使ってくる気満々なのか?
少しは相手のことを考えろよな。あれがどれだけ痛いか分かっているのか?
焼き鳥が白目を向いて気絶するレベルなんだぞ?
ん?それを行った奴が言うなだと?
自分がやられたいなんて思う奴がいるか!!!??………変態以外に。
「そう言えば、自己紹介の途中だったわね。私は紫藤イリナよ、よろしくね。」
何事もなかったかのように席に戻るイリナ……鬼だ。
「それとさっきからバイブみたいに震えているあの子はゼノヴィア、私の友達よ。」
「ああ……友達か。」
俺がそう言うとビクッと飛び上がるように反応するゼノヴィア………おい、やめろ。
そんな捨てられた子犬のような目で俺を見るな、俺にはお前は助けられない。
………やめてくれ!!!そんな泣きそうな目で俺を見るんじゃねええええ!!!!!
俺は泣き顔に弱いんだよ!!!??だからそんな純粋な目で俺を見つめるんじゃねえよ!!!!!
(クロームたんクロームたんクロームたんクロームたん――ゼノヴィアたん!!ゼノヴィアたん!!ゼノヴィアたん!!クロームたん!!ゼノヴィアたん!!)
なんか変態に目をつけられたぞ、こいつ……可哀想だし助けてやるか。
「さ、自己紹介もすんだから………始めよ?イッセー君。」
「………約束か?」
「うん。『また会った時に戦ってやってもかまわねえ。』そう言ったよね?」
五歳の時に結んだ約束がまさか今日果た
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