第26話 ジョゼフ1世
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
物事を考えただ教えるのでなく、一緒に考え答えを教えるのでなく、答えが出せるように導いてくれた。
「ジョゼフ1世陛下、この度のご即位おめでとうございます。」
光輝は恭しく礼を取り、祝いの言葉を述べた。
「ありがとう、光輝殿。こちらから礼を言わねばならない。」
「いえ、その言葉が本当に必要とされる方は他います。陛下の父君です。本来なら国王を退位する必要はなかったのです。しかし退位してまで、この国を陛下に託されました。そのご英断、感服させられました。自分の出来る事、出来ない事を確り自覚した上で、この国を陛下に託したのです。私からは再度 "ノブレス・オブリージュ" この言葉を送ります。」
「高い地位にある者は、高い徳を備え、重い責務を果たす必要があるという考え方だったな。其方より教えられたものだったな。
其方に誓う。我ジョゼフ1世は、 "ノブレス・オブリージュ" に恥じない国にガリア国をしてみせる。」
Sideout
ジョゼフ1世は良き王となった。誰も無能王とは言わない。
ガリア王国はどの国よりも魔法と科学技術が両立して発展していった。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ