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FAIRY TAIL 忘却の最期
第22話 二人の滅竜魔導士
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ジル」

「その空に竜は二頭もいらねぇ。落としてやるよ火竜(サラマンダー)のナツ!!」

ナツとガジルは、魔力を込めた鉄拳をぶつけ風圧を引き起こす。

そして、高く飛び上がった。

「何なんだこいつら!?」

「飛びやがった!?」

飛び上がった二人の姿は見えなくなり

代わりに火花が見えた

「光・・・?」

「いや、あれは攻撃がぶつかり合っているんだ」

ラストの言う通り、魔導巨人の頭の上まで降りて攻撃をぶつけ合うナツとガジル

攻撃の余波に耐えきれず、魔導巨人の頭の角が折れ

ルーシィ達のいる場所に落ちてきた

「こっちも巻き添え〜!!」

「あい!!」

寸でルーシィが避け、ハッピーはラストを引っ張り助け出す

降りてきた二人は疲弊している姿を見せていた

「ガジルが押されてるのか!?」

「いや、火竜(サラマンダー)も相当息があがってるぞ」

息を上げるナツが見たのは

鉄クズをガリガリと頬張るガジルだった

「ズリ〜ぞ〜自分だけ!!」

「うるへ〜」

「やっぱり鉄を食べるんだ・・・」

「おいしいのかな・・・」

「ギヒッ、食ったら力が沸いてきた!!」

「真似すんなコラァ!!!」

鉄を食ったガジルは魔力が回復したのか、再び強い魔力を放出していた。

「な、何で!?あいつ急に元気になったわよ!?」

「滅竜魔導士は自分と同じ属性の物を食べることで体力を回復させたりパワーアップしたりできるんだ!」

「そういえばナツも同じようなことがあったな・・・」

そうなればナツも炎を食べれば・・・そう考えたルーシィだったが

自分が出した炎は食べることができない

炎を食べるには火を起こすか火の魔法を使える魔導士が必要になる

ラストは重傷で使えそうになく、ルーシィも鍵を落として魔法が使えずにいた。

しかし、一つだけ残っていた

ガルナ島でもらった追加報酬の鍵・・・人馬宮のサジタリウス

契約はまだしていなかったが

「今はこれに賭けるしかない!!」

ナツのピンチを救うため鍵を持つ

「開け、人馬宮の扉!サジタリウス!!」

星霊界の門が開き、出てきたのは

「ホ〜スで〜もしもし!」

弓矢を手にした、馬の被り物をした星霊だった。

「そ、そうきたか!」

「馬の被り物!?」

「・・・グレイの言った事はあながち間違ってはいなかったか」

以前どんな星霊が出てくるか予想をしていて

その中で一番近い想像をグレイがしていたのだ

「細かい説明は後!あんた火出せる!?」

「いえ、それがしは弓の名手であるからしてもしもし!」

「そ、そう・・・」

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