第22話 二人の滅竜魔導士
[3/8]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
周囲に飛び散った
「「「巻き添え〜!!?」」」
幽鬼の支配者の魔導士達が巻き込まれるのも意に返さず
「火竜の鉤爪!!!」
ナツは連撃でガジルに踵落としをぶつけた
「ルーシィ大丈夫だった?」
ハッピーがルーシィとラストの元に駆けつける
「う、うん・・・」
「どうしたの?」
「あんなナツ・・・見た事ない・・・」
この短時間で何があったのか、ナツの怒りと共に
元からある荒々しさもいつもより強くなっているのがわかった。
「あい、オイラもだよ。でも、今のナツは強いよ」
そう言いながらハッピーはラストの両腕に付けられた枷の釘を引き抜く
「調子こきやがって屑野郎が。」
「そりゃテメェだろ、ルーシィとラストをボコりやがって!その面歪ませて砂鉄にしてやらぁ!」
「ギッヒヒヒ!面白ぇ!やってみろや!!」
拳をぶつけ合うナツとガジル
「鉄竜剣!!」
ガジルの右腕が剣に変化し、ナツが寸で避けた
「んだよその危ねぇのは!?」
「これに触れた物は残らず切断される。その切れ味・・・あの野郎の面見りゃわかんだろ?」
「気を付けろナツ・・・!あの剣は・・・!」
斬られた顔を抑えながらラストが忠告したが
「んなの屁でもねぇ!」
余裕綽々の態度を見せた
「何よあれ!?」
「鉄の滅竜魔法!?」
振り下ろされた鉄竜剣の衝撃波がナツを襲い、再び幽鬼の支配者の魔導士達も巻き添えになった
「巻き添えその2〜!!」
「どうしたぁ!!この前みてぇに受けねぇのかぁ!?屁でもねぇんだろ!!!」
素早く振るわれた鉄竜剣を、ナツは全て回避する。
「ほぉ、なかなか細けぇ動きすんじゃねぇか」
「テメェもな」
「こないだは半端な喧嘩だったからな・・・決着つけようや火竜!!」
「燃えてきたぞ!鉄クズ野郎!!」
二人は更に闘志を燃やしていた。
自分の身体を竜の体質へと変換しる滅竜魔法
竜を倒すための魔法で人間同士が戦っている
その姿に、ルーシィは不安を隠せずにいた
そして、ガジルの身体が光りだし、皮膚が変化した。
「これで潰れな!!」
「体が!?」
「竜の鱗だ!」
「鉄竜の轟拳!!」
振るわれたガジルの拳が防御態勢のナツの左腕に当たり
大きく吹っ飛ばされ
「巻き添えその3〜!」
「もう嫌だ〜!」
また巻き添えが出ていた
「ギッヒヒヒヒヒ!いい音したなぁオイ」
食らったナツの左腕が、大きく内出血を起こしていた。
「一発でナツが膝をつくなんて・・・!」
「あ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ