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Love Death 雨宮 燕と佐倉椿の場合
第2話 共通点 そしてゴール
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私..... 私.....)
「す、 き。」
「え??」
「わ、私も す、好き!!!!!!!!」
恋をしちゃいけないのに、私は、彼に、燕に恋をした....
今まで背負ってきた重荷がいっきに軽くなったような気がした。


だけど.....
「ブーーーーーーーーー」
なにかの音が聞こえた.... この音は... 車だ!!!!!!
え?? まさか.... このままじゃ.... 燕が...... 死んじゃう!!!!!!!!
「燕ーーーーーーーーーー」私は急いで燕の元へ走り出した。
燕はニコッと微笑んで私を遠くに突き飛ばした。
私を庇ったのだ。 私なんかのために......
そして私が目にしたのは血まみれの燕
「キャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」

「この状況だと いつ命を落とすか......」
私は医者から絶望的な言葉をきいた。
私はまた..... 人を....
私は燕のいる部屋へと向かった.....
二時間、三時間、四時間と彼は目を覚まさなかった...
私なんかいても.... 私は病院から出ようとした。

「待って.....」
「?!」
燕の声だった。
「俺はまだ生きてる..... 君が好きになった人はここに生きてる。
君は呪われた子供なんかじゃない。 ただの... 僕の彼女だ!!!!!」
私は泣くことしかできなかった。
「 それとも、僕が生きてるのは君が僕を好きじゃなかったってことなのかい??」
「 そんなわけ、グスン ないじゃない。私は、私は、
燕のことが..... 大好きだもん!!!!!!!!!」
「よかった.....」
「どうして?? どうして私のために....」
「フフッ.. 彼氏が....彼女の為に... 命を張るのは... 当然のことだろ...」
「燕ーーーーーーー。」
私は気づくと燕に抱きついていた。
「椿。ちょっと.... 痛いかな....」
「バカ......... 空気読みなよ......」
そういって私は燕に..... キスをした。
「 椿。今日だけは、今日だけはもう少しだけ、一緒にいたい...」
そういっておきながら燕は眠ってしまいました.....

数ヶ月後
燕は退院し、私と燕は毎日行動を共にするようになりました。
すぐ、変わるのは大変だけど、
少しずつなら変われるよね。

彼と一緒なら......?


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