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ファンタシースターオンライン2 蒼穹の剣士
第二十七話 襲撃!死神蜘蛛とダーカー
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長はおよそ150〜155位であろう。
顔立ちは幼い女の子の顔だが、何処か邪悪な雰囲気が漂ってる


「ほう…No.5、『ニュー』か…」

ニューと呼ばれた少女は大男に近づいて

ニュー「ねぇ…今度はあたしが行ってもいい?あたしの玩具なら、あんな奴ら一捻りよ」

と笑みを浮かべ出撃を要請した


ルシード「おい待て…行くとしてもジルベールには手ェ出すな…奴は俺が殺す」

ニュー「はぁ?バカじゃないの?あんたよりあたしの方がナンバーが上なのよ?何が蒼穹の剣士よ…キャハハハッ!!」

と大笑いしたニュー


「油断しない方が良いぞ…ニュー…奴は戦いを経験する毎に強くなっている…奴は戦いの中で進化していく…あわよくば」

ニュー「安心してよマスター、人がAISに叶うはず無いでしょ?」


と彼女の後方にあった大きな壁が両方に開き、そこに一機のAISが鎮座していた



「なら、一般人は襲うな…わかっていると思うが彼らこそ…」

ニュー「我々の目的達成の材料…でしょ?」

大男の発言を遮って答えたニュー

「ふ…なら行って来るがいい…」

ニュー「キャハハハッ!!楽しい遊びの時間ね♪」


とその場を去ったニュー



ルシード「…」


「不服か?」

何時までも拗ねているルシードを見かねたのか大男が聞いてきたが


ルシード「おい、あんた解ってるだろ…彼奴じゃジルベールには勝てないって…」

「…」


ルシード「なのにあえて行かせるなんて…何考えてるんだ?」


そう質問したルシード、空間に暫しの沈黙が流れる


「目覚める為だ…」

ルシード「何を?」







「私のもう一つの目的達成の材料は他でもない、ジルベール・ナハトだからだ」




ルシード「な、何だと!?」

これには驚きを隠せないルシード、まさか自分の殺す相手がマスターの目的達成の材料だとは…



ルシード「あんた…何をやる気だ…?」


「もうその目覚めは近い…そうでなければ…私が幼い彼を拉致して、埋めた種が無駄になる…」



大男は目を見開いて、両腕を広げ




「さあ今度の怒り、憎しみで目覚めてくれ!最凶のダークファルス、ダークファルス・『闇夜』(ナハト)よ!!!」




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