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旧エクリプス(機動戦士ガンダムSEED編 )
第03話 ジョージ・グレン
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や暗殺を示唆している盗撮映像までスクープとして放送された。
これには警察も重い腰を上げざるおえなかった。
エクリプス・テレビは盗撮映像を証拠品として、警察にマスター・ディスクを提出し、警察も映像に写ったブルー・コスモスのメンバーを重要参考人として指名手配をした。
これまでのブルー・コスモスが関与したと思われる、テロ事件やプラント理事国とプラントの関係や、ブルー・コスモスの資金の流れを詳細に報道した。大西洋連邦のアズラエル財閥がブルー・コスモスの最大の支援者であることが報道されると、アズラエル財閥に避難が集中した。一部では不買運動も起こり、アズラエル財閥に少なからずダメージを与えた。
エクリプス・テレビは公平に報道したが、世論は反コーディネーターから反財閥に視線を向けるのであった。


C.E.53年 6月20日 L5の研究コロニー Zodiac

Side ジョージ・グレン

ジョージ・グレンの元に光輝が訪れていた。

「初めまして、光輝(こうき)一条(いちじょう)です。ジョージ・グレン殿。」

「初めまして。光輝殿はあの遺伝子治療の光輝博士ですか?」

「はい、ご存知頂けて光栄です。この度はエクリプス社に引き抜きの誘いに参りました。エクリプス社では火星の開発計画が上がっているのですよ。是非にエクリプス社の火星開発計画に参加して頂きたい。」

「嬉しい誘いですが、見ての通り老人ですよ。後20歳若ければ誘いを受けたでしょうけど。」

「それは大丈夫です。我が社は老化防止の技術以外に電脳化と義体化技術を持っています。」

光輝はジョージ・グレンに電脳化と義体化について詳しく説明する。

「それが本当ならお誘いを前向きに検討しますよ。」

「今のコーディネーターの立場は理解しているでしょう。このまま進めば必ずナチュラルとコーディネーターは衝突するでしょう。
今は時間が必要です。貴方が動けば少なからず、賛同するコーディネーターが出て来ます。多くのコーディネーターがプラントから火星に移民すれば、プラントに残るコーディネーターの待遇を、プラント理事国も考え直すでしょう。」

その後しばらく、光輝とジョージ・グレンは現在の社会情勢と予想される未来について話し合った。

Sideout


その後、ジョージ・グレンは老化防止治療と電脳化、義体化手術を受けて火星開発計画に参加するのである。


■C.E.53年 8月 1日
エクリプス社、火星開発計画を発表。
ジョージ・グレンと共に多くのコーディネーターが参加。
発表の内容は火星基地を作る程度に抑えてあり、実際は火星の有人惑星化計画であった。(銀河英雄伝説の技術を応用)
人類がそのことを知るのはもう少し後になるのである。

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