暁 〜小説投稿サイト〜
闇を祓う者〜他人の恋愛見てニヤニヤし隊〜
原作開始
クラス代表決定戦
これはちょ〜っと腹立つな〜? 
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で生活しなければいけないこと自体、苦痛でしか……」
「イギリスだって島国だろうが。第一こっちからすればイギリスも西の端だ。大してお国自慢も無い癖に何言ってんだ」

 よし、ここまでよく耐えた俺! 一夏が爆発したから我慢はもう少しだ!

「な、あなた! わたくしの祖国を侮辱しますの!?」

 あ〜、ヤバい。キレそう。

「決闘ですわ!」
「いいぜ、分かりやすい」
「わたくしが勝ったらあなたを奴隷にしますわよ!」
「言ったな?」

 もう無理だわ。我慢できないわ。

「織斑先生……いいですか」
「手は出すなよ。国際問題になる」
「感情のままに女を殴るほど腐っちゃいませんよ」

 セシリアに向かう。

「おい、セシリア・オルコット。貴様、何様のつもりだ」
「どういう意味ですの?」
「一夏に対して祖国を侮辱するのかと言ったな」
「言いましたわよ。それが何か?」
「なら俺からもそっくりそのまま返させてもらおう。貴様、俺達の祖国を何侮辱している?」
「何を言って『そもそも文化としても、後進的な国で……』っ!?」
「これは俺が弱m……授業の録音のために持ち歩いているボイスレコーダーなんだが……、まあ、これは後でいい。貴様にいくつか質問をしよう。
 ISを開発したたばn……篠ノ之束博士は何処の国の人間だった?」
「……日本人ですわ」
「てことは極東の猿だな。で、文化が進んだ国らしいそっちの祖国はIS開発したんだっけ? あの人のコアに頼らずにISの開発してるんだ?」
「……してませんわ」
「そういえば、この国にいるのが苦痛だと言ったな。それならば断ればよかっただろう。代表候補生は貴様一人というわけでも無いのだろう?」
「……はい」
「織斑先生は自薦他薦を問わないと言ったわけだが、なぜ立候補しなかった? まさか推薦されて当然だとでも思ってたのか?」
「い、いえ」
「それに、俺たちの担任である織斑先生も日本人だから極東の猿になるわけだ」
「それは!」
「違うと言いたいのか? そんな都合のいい話があるわけないだろ。しかも、織斑先生はお前が正面きって極東の猿だと言った一夏と血が繋がっているわけだが?」
「…………」
「ハッ、だんまりかよ。まあいい、ラストクエスチョンだ。さっきの一言でこの学園にいる過半数を超える生徒を敵に回したわけだが……どうする?」

 色々な国籍の生徒を受け入れなければいけないとはいえ、日本に学園があるのだから半数以上が日本人なわけだ。

「そ……それは」
「あ、あとこのレコーダー。公表したら面白いことになると思わないか?」

 セシリアが血の気が引いた青い顔で見る。

「イギリスの代表候補生がIS学園で堂々と人種差別発言。一体イギリス政府は国の名誉と代表候補生一人
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