暁 〜小説投稿サイト〜
闇を祓う者〜他人の恋愛見てニヤニヤし隊〜
原作開始
クラス代表決定戦
これはちょ〜っと腹立つな〜? 
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り前ですわ! なにせわたくしは入試で唯一教官を倒したエリートなのですから!」

 残念、それはダウトだ。

「は? それ俺も倒したぞ? 先生を相手にするやつだろ?」
「同じくだ」
「わたくしだけと聞きましたが?」

 おいおい、冷静になって考えろよ。

「俺達はISが動かせるのがわかったことで、連日いろんな所に大出張だぜ? 他の一般入試と同じ日に入試が出来るわけ無いだろ」
「なら、わたくしが聞いたのは……」
「女子限定、もしくはその段階ではってことじゃないか?」
「わたくしだけではなかったということ……?」
「「そういうことだ(迫真)」」
「なんで綺麗にハモって返してきますの!」
「「気にするな」」
「これが気にせずに……」

 キーンコーンカーンコーン 

 三時間目開始のチャイムが鳴った。どうでもいいことなんだが、どこの世界でも学校のチャイムと言えば、あの音楽なんだろうか。確かあれはイギリスのビックベンの鐘の音が元なんだろ? 今はエリザベスタワーだったっけ。イギリスが無い世界ではどうなるんだろう。

「また後で来ますわ! 逃げないことね!」
「お前は俺達にこの学校の何処へ逃げろと言うんだ」

 三時間目は千冬姉さんが教壇に立っていた。ある程度授業が進んだところで、

「そういえば、クラス代表を決めなければいけないな」

 唐突に思い出したみたいだ。というか、それは忘れてちゃいけないやつじゃないか?

「クラス代表は中学校で言うクラス長とか室長とかの仕事に加えて、再来週にあるクラス代表決定戦などに出場する。今までと違うのは一年間代わることがないということだ。とりあえず、自薦他薦は問わん」

 めんどくさそうだよな〜。あ、そうだ忠告しておかんと。

「一夏、覚悟しておけよ」
「やっぱりか」

 流石にこれは原作通りだろうからな。

「織斑くんがいいと思います!」

 ほーら、来たよ。おいコラ一夏、露骨にため息をつくんじゃない。

「あ、私も!」
「私は賀狩くんがいいです!」

 ですよね〜。俺にも来ますよね〜。

「織斑、賀狩の他には居ないか? このままならこの二人での決選投票になるが」
「納得いきませんわ!」

 バンッと机を叩いて立ち上がったのはセシリアことチョロいんさんだ。あれ? 逆だっけ。さあ、こっからは我慢比べだ。……俺耐えられるかな。

「そのような選出は納得いきません! こういう代表は一番実力のある者、つまりわたくしセシリア・オルコットがなるべきなのですわ! それを珍しいからといって極東の猿にされては困ります! わざわざこんな島国に来たのはISの修練をするためであって、サーカスをするためではありませんわ! そもそも文化としても後進的な国
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