番外編:デートじゃねえよ!!
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よ!!!!!」
「隣に女の子がいて手に荷物を持っていてそれは流石に無理があるんじゃないの?」
「うるせえっ!!!」
もういい、買い物はすんだんだ。帰る!!!
「あ、一誠さん!!待ってください。すみません、私達はこれで。」
「頑張ってね、ユニ。」
「っ!!?は、はい。」
「あの……親方様、拙者達もそろそろ帰りませんか?」
「まだまだ、買うわよ!!!」
「はあ……拙者の休日が……。」
今日は色々とあって疲れたな……。
まあ、家まであともう少しだからこれ以上は何も起こらないだろう。
「一誠さん、今日は付き合っていただいてありがとうございました。」
「ふん……もとはと言や、俺のせいだからな。」
「そうですか………あ!!髪に埃が付いていますよ。」
ん?気づかなかったな。
……取りたいんだが荷物で手がふさがっていて取れないな。
「一誠さん、取ってあげますので少しかがんでください。」
「ああ。」
ユニの手が届くように少しかがむ―――チュッ
………………………は?何だ…この頬に感じる柔らかい感触は?
「ふふふ、今日一日付き合ってもらったお礼のキスです。嘘ついてごめんなさいね。」
「あ、ああ……。」
「それじゃあ、帰りましょう。」
そう言ってユニは楽しそうに笑いながらは放心状態の俺をおいて家に入って行ってしまった………。
い、いや、べ、別にこれっぽっちも嬉しくなんかないぞ!!!
それにちっともドキドキなんかしてないんだからな!!!
他の奴やられてもこうはならないなんて微塵も思ってなんかないんだからな!!!!!
そうだと言ったらそうだ!!!!!
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