番外編:デートじゃねえよ!!
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じゃねえよ!!!!!
カストカゲも何とか言ってやれ!!!
(普通の人間はドラゴンの関節を逆方向に曲げたりなどしない。相棒は自ら墓穴を掘っている。いわば、『ドM製造機』だ。)
(誰が『ドM製造機』だ!!ゴラッ!!!しばくぞ!!!!!)
(ご主人様は超・加虐闘気を常時発動していますので続々と変態が集まってくるのです。)
(超・加虐闘気ってなんだよ!!?俺はそんなもん纏ってねえよ!!!!!)
何なんだよ、まるで俺が変態の生みの親みてえな言い方しやがって、
俺は変態が嫌いだ!!大嫌いだ!!!大事なことだから二回言ったぞ!!!
「一誠さん、お待たせしました。」
そう言って出て来たのは白の涼しげなワンピースを着たユニ。ユニの黒色の髪と相まって良く似合っている。それに暑くなってくるこれからの季節にはぴったりだな。
「ど、どうでしょうか?」
「……悪くはねえ。」
「ありがとうございます!!」
そう言ってやると花の咲いたような顔になるユニ……………。
「どうかしましたか?」
「っ!?な、なんでもねえ!!!」
「そうですか?」
まずい、完全に見とれていた……俺は疲れているのか?
(いい加減、素直になったらどうなんだ?相棒。)
(………何にだ?)
((((人を蔑むという快感にです!!!!!))))
(てめえらは黙ってろ!!!!!)
ああ、変態共本当にどうなってやがんだ!?
俺をそんなに変態の道に引きずり込みてえのか!!?
そんなの俺以外の奴にでもやればいいだろうが!!!??
世の中には友達をサンドバックとして使う奴もいるんだ、
そういった奴を引きずり込めばいいだろうが!!!
「それじゃあ、この服を買ってきますね。」
「ああ。」
その後、未だにニヤニヤしながらこちらを見てきている店員達を睨み殺しながら買い物を続けた。
因みに払いは全て俺持ちだ。まあ、俺が燃やしてしまったんだから当然だな。
別にちょっと申し訳なさそうにしながらも喜んでくれるユニの顔がみたかったわけじゃないぞ?
いや、本当だって。
「あの……一誠さん。お願いがあるのですが。」
「何だ?」
「と、隣を歩いてもいいですか?」
「俺の隣を……か?」
「はい。い、いやなら無理されなくても大丈夫です。」
誰であろうと俺の前に立つことは許さない、誰であろうと俺と並び立つことは許さない。
カス共は黙って俺に従えばいい。それが俺の生き方だ……だが―――
「……勝手にしろ。」
今回は特別だ。今日の詫びもある、ある程度のことは聞いてやる。
「本当ですか!?あ
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