2話
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めた物で、『神器に目覚めた者はその安全と監視の為にオカルト研に入部させる』と言うものである。
元々アウトレイジの力に目覚めていた四季を最低でもオカルト研へ入部させようとしたが……アウトレイジの性質として『自由を奪われる事』『束縛を嫌う』が有る。……はっきり言おう、タダでさえ理不尽ではあるが嫌っているサーゼクスの妹の上級悪魔であるリアスがそんな何時かの悪魔に近いマネをしたのだから……半ば宣戦布告の近いだろう。
結果、本気で切れた四季は『終末の時計クロック』の力を借りて一時逃走。共犯者と認識された生徒会室への襲撃へと至ったわけだ。
『百万超邪クロスファイア』の神器モード『百万超邪の右籠手』による一撃でドアを粉々に粉砕して入って来た時には本気で唖然とした程だった。
クロスファイアの神器モードの能力は己の攻撃を最大で100万倍に強化すると言う点がある。また、同時に右手の籠手になった際にはその破壊力にも耐えられる。
そして、欠点として一度最大出力で使った後は約一時間のチャージ時間が必要であるが、36秒毎に一万単位で使用することも可能と意外と扱い易いのだ。だが、パワーに耐えられるのが腕だけで、一万から百万倍のパワーになど、所有者の負担も有る為に長時間が使えないが、短時間の戦闘に限定すれば、一度しか使えないカツキングの神器モードよりも扱い易い。
まあ、その後オカ研襲撃を行ないそうだった四季に、今回の被害の弁償と引き換えにリアス達の行動を許して貰うように頼んだわけだ。そして、現在に至る。
本気で勘弁して欲しいと思うソーナだった。……序でに今後リアス達に悪魔関連の勧誘を受けた際には、先ず自分達に相談するようにとも言っておいた。……どうも物理的な破壊による拒絶に直結する傾向にある四季に釘を刺す事には成功したのは、喜ばしい事だったが……その被害が甚大すぎた。
まあ、リアスが傲慢なわけでも、悪い主と言うわけでもない。……彼女の中の焦りが強力な力を持った四季を酷く魅力的に見せているせいである。
「リアス、焦っているのは分かりますけど、あまり彼を刺激しないで下さい」
「何も焦ってないわ」
そう言い切る彼女の心境は推測できる。……間違いなく焦っている、と。婚約破棄のために彼女とその眷属達は強くなる必要が有るのだ。騎士『木場 祐斗』、戦車『搭城 小猫』、女王『姫島 朱乃』と彼女自身も最高の眷属だと思っている。
今の眷属が弱いとは思わず、また期限までまだ仕官は有るのでゆっくり探せば良いとも思っているが、そんな中で見た四季の力は間違い無く眷属に加えられれば間違いなく自分達グレモリー眷属は
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