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緋弾のアリア 真実の皇偵
聖剣ZERO封印編
聖剣
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偵の校門前?
突然過ぎるどんだけ皇偵に興味持ってんだよ!

「そして見たんです!
貴方が私が弾いた弾丸を弾く瞬間を!!」

「お、俺が君の弾いた弾丸を弾いた?」

「初めて東京武偵高に来た時、私は名も知らぬ生徒に話し掛けられました。
大柄で大男で頭悪そうで拳銃を扱う技量は乏しい悲しい悲しい生徒でした」

酷いな名も知らぬ大柄な大男が可哀想だ。
俺がその名も知らぬ大柄な大男だったら自殺しちゃうよ?

「彼は大柄な大男は私に拳銃を向け弾丸を放ちました」

また話が飛んだな。
その話の間が気になるが多分、カナメが余計な事を言ったんだろう。
カナメさん、口調が悪い自分に気付いてないから。

「でも私に拳銃は無意味です。
皐月一族の奥義で弾丸は弾けますから(笑)」

「す、凄いね」

拳銃の弾丸が私には無意味とか言えるのが凄いな。
確かに俺にも無意味だけど普通の人間が言える言葉じゃないぞ?
言えるならカナメは相当の実力者と判断出来る。

「私の弾いた弾丸は大柄な大男の持つ拳銃に当たる筈でした。
ですが当たりませんでした!」

「当たりませんでした?」

「皇偵の拳銃から放たれた弾丸が私の弾いた弾丸を更に弾いたんです!!」

「もしかして、、、、あの時かな?」

数日前、確か物凄く眠くて帰って寝ようと思ったが校門前が騒がしく校内から出ようにも出られなかった。
眠くて眠くて倒れそうな俺はイラついて拳銃を構え連射した。
連射して連射して連射して連射して発狂していた。
でも、俺が発狂していても誰も俺を見ていなかった。
理由は簡単で校門前で起きていた揉め事らしき何かが俺の発狂より優れていたからだ。
で、何故か微妙にHSSが発動してしまい世界が時間を失った。
周り一面が時間を失い止まって見えるが時間を失った空間で動く物体が見えた。
見るからに拳銃から放たれた弾丸なので危ないと判断した俺は拳銃の引金を引き弾丸の軌道を変更した。

「あの時の皇偵の目は野獣でした!!
血に飢えた獣の目で感動しました!!」

俺が微妙にHSS発動中の目が血に飢えた獣の目?
似た言葉をアリアから聞いたが俺、そんな目してるの?






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