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東方喪戦苦
〜二十七幕〜走れ、ムクロ
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部屋を抜け出し、咄嗟に見た地図を思い出しながら出口を目指す。

「はぁ、はぁ、はぁ、畜生!疲れた!走りたくないでおじゃる!」

俺は、自分のエクスかリバーを隠しながら猛ダッシュ
右腕には、肩から手の甲にかけて、狂乱月と夢想斬の時のタトゥー見たいのが入っている。

「出口はまだか!?」

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温泉、幾姉及び、神那

神「どう?居た〜?阿部ちゃん?」

神那が電話している。

幾「骸の事ですか?」
幾姉が、神那に問う。

神「そうだよ〜骸クン中々見つからないんだよねぇ〜」
神那が腕を組んで、う〜ん、と唸る。


ーーーーーーーーーーーー
エイジス内部、阿部ちゃんとその部下

阿「ここに、匂いは残っていないな、よし!別の場所を探すぞ!」

部下一同「「「了解!」」」」

阿部が、その声を聞いて首を横に振りながらため息をつく。

阿「なにか違う、挨拶は今日からこうだ!
よし、やってみろ!」

部下一同「「「ウホッ♂」」」

阿「よし、何かしっくり来た」


ーーーーーーーーーーーー
エイジス内部、走る、骸

「この感じ!阿倍の野郎だな????!」

いち早くここを出ないと!

「あっ!あった!」

明らかに、出口っぽいのを見つけた。
そこへ走って行く。

「ヤッター!出口だー!」

出口を出たら、森?のような変なところに出た。

「殺気!!」
木陰のほうから、音がした。
そちらを向く

??「私だ」

「!!?」
有り得ない光景だった。
ここに来て欲しく無かった。

??「よう、骸!元気だったか?」

「姉貴!!」
そう、骸の姉である。黒崎 神無。と、骸の親友である
松島 千尋がそこに立っていた。

千「む??????骸??????」
少し、動揺しているようだった。
それは、そうだろう。目の前で刺されて、死んだと思った男が真ん前に立ってんだから

「あぁ、そうだよ?」

千尋に返事を返す。
すると、千尋の顔が一気に笑顔に変わった。

千「ばかぁ!心配してたんだよぉ!」
俺に抱きつこうとする。

「やめろぉぉぉぉぉぉぉぉ!」
そう!何を隠そう!骸は今、全裸なのである。

神「チッ、もう少しで既成事実作れる流れに持ち込めたのになぁ???」
姉貴が舌打ちをして、悔しそうにする。

「何させとんじゃコラァ!」
その時、出口から物音がした。

神&千「!?」

「くそ、逃げるぞ!」
姉貴と千尋の腕を掴んで走った。
神「ちょ、私達関係無くない!?」

言ってる事はごもっともだったが、そんなことは関係ぇねぇ!

森?を全速力で駆け抜ける全裸、それに腕を引か
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