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ソードアート・オンライン〜狩人と黒の剣士〜
グランドクエスト
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トの叫び声を合図に、俺はキリトと共に上昇する。
打ち合わせはこうだ。
まず、キリトと俺が天蓋まで飛び、リーファとレコンは下でヒールスペルアシスト。リオレウスは真ん中で援護をし、ストレア率いるボス軍団が地上部隊に寄ってくるガーディアンを倒す。
ライトは『うまくいくのか?』と疑問を言ったが、俺は頷き笑った。
「<メテオスタァァァ………ブレイカァアアアアアッ>!!」
目の前に現れたガーディアンに、<滅殺剣>最上位剣技<メテオスター・ブレイカー>を放つ。
流星のごとき剣戟がガーディアンを飲み込み、エンドフレイムとなり消えていく。だが、しかし、それでもあいつらの絶対的有利に変わりはない。
「レウスッ!!」
途端、リオレウスの炎がキリトを援護し、その尻尾はガーディアン達を薙ぎ払う。
少し下を見ると、スカルリーバー、グリームアイズがその鋭い鎌と剣でガーディアン達を斬っているのが見える。だが、それでもヒールスペルを俺達に打ち込む度に、ガーディアンが地上部隊の方へ行くのが見える。
「チィッ!!」
早くもゲートまで残り半分の地点に居る俺達では援軍に向かえない。すると、レコンが前に出て、ストレア達と共に戦い始める。
その瞬間、俺の前に三体のガーディアンが現れる。
「っ………!しつけぇ!!」
俺はその胴体を切り裂き、上昇する。
「キリト!!」
俺はキリトに叫び、漆黒の狂戦士を投げ付けると、ライトの武器、<死斬・鬼人刀>を持ち、ガーディアン達を斬って斬って、斬りまくる。
途端、下の方で大爆発が起きた。
そちらを見ると、レコンの姿が無くなっているのが解る。さっきのは、自爆魔法だったのだろう。
俺は心の中でレコンに礼を言い、天蓋を見る。
「うおおおおお!!」
「アアアアアアッ!!」
いつの間にか、ドームの天蓋は、ガーディアン達で埋まっていた。
後僅か、ほんの僅かの所まで俺達は天蓋に肉薄している。
「嘗めんなよ………ガーディアンッ!!」
俺が叫ぶと同時に、メッセージ受信のアイコンが現れる。
「何だ!?」
俺はそれを開き、驚く。差出人は……あの茅場晶彦だった。
『ダーク君、そしてライト君。君達には本当の意味での報酬を与えていなかった事に気が付いた。これは私からの些細なプレゼントだ。どうか、役立てて欲しい』
「役立てて欲しい……?」
途端、俺の体が光り、次の瞬間、ライトが横にいた。
「うおっ!?」
「茅場先生……一体……」
途端、更に俺達を驚かせる出来事が起きた。
【システムメッセージ。エクストラスキル<神聖剣>使用可能になりました。】
すると、ヒースクリフが愛用していた盾と長剣が現れ、俺達に装備される。
「へぇ……結構なサプライズじゃん。気に入ったぜっ!!」
「茅場先生………有り難く、使わせて貰います!!」
俺達は共
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