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世界聖戦 絶域攻魔の栄光
第一話 神生児誕生までの道のり 絶域の誕生とその栄光編
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軍の航空機と艦船に次々とミサイルが命中する。巡航ミサイルや空対空ミサイルによる戦いは消耗戦になることが多いのでいくら攻撃を喰らっても数で大きく勝る中国軍側に勝機があるはずだった。しかし一向に日本軍の攻撃は弱まらない。すると辛うじて帰還したたった一機の中国海軍艦載機から不自然な報告が入った。
その兵士の供述はこうだ。
パイロットは発艦命令に従い空母を発艦した。そして味方と編隊を組み敵航空機隊との会敵の時を待った。そしてレーダーが敵編隊を捉えた。味方編隊は旗機に従い空対空ミサイルを一斉射出する。レーダーを見るが日本編隊は回避行動をとろうとはしない。ミサイルが日本軍航空機に命中した。だがパイロットはレーダーを見て驚愕した。レーダーから日本軍航空機が一機も減っていない。しかしミサイルはレーダーから消えている。そして応酬とばかりに日本軍航空機からミサイルが射出された。予想外の事態だが対処するしかない。味方編隊は迎撃ミサイル、チャフを射出した。しかしまたまたパイロットは驚愕した。理由は迎撃ミサイルとチャフが命中したはずなのにミサイルがレーダーから消えないのだ。これにより流石の中国航空隊も大パニックに陥り、編隊は乱れ各機がミサイルを乱射出する。そうこうする間も日本軍航空隊はミサイルを射出させ、多くの味方が堕とされた。パイロットは命辛々戦線を離脱した。
唯一帰還したパイロットの話から判断すると日本軍はシールドの様な何かに守られていてそれにより攻撃を受けずに一方的に攻撃を加えることができるということだ。
これが事実なら航空機だけでなく敵艦船にも同じ事が起きていることは必至だ。とても信じられる事では無い。
しかしそうでないと説明がつかないことが今自分の目の前のレーダーでも起きている。味方艦隊は大きく数を減らし今乗っている原子力空母とそれの護衛のイージス艦五隻呑みとなっている。
自分は攻撃を受けずに敵に一方的に攻撃を加える。そんなことが今敵に起きているならこの海戦に中国軍は勝てる訳がない。
敵の巡航ミサイルが迫ってくる。迎撃ミサイルが射出され、命中するが命中した瞬間になにやらぼやけた陽炎のようなものが浮き上がった。陽炎のような何かと爆炎からミサイルが踊り出る。
自分の最後を悟った長官は本国に今の映像と共に次の様な通告をした。
「日本軍は特殊なシールドに守られており、こちらからの一切の攻撃が無効。それにより自艦隊は日本艦隊の一方的な攻撃にあい全滅は免れない。」
本国への通告が完了した直後、巡航ミサイルが命中し中国艦隊の原子力空母は轟沈した。
後に「東シナ海海戦」と命名された戦いは大日本帝国絶域連合艦隊の圧勝で幕を閉じた。
無傷で中国軍艦隊を蹴散らした大日本帝国海軍絶域連合艦隊は作戦の第二段階に入った。
それは沖縄の奪還である。前の海戦のような一方的な戦況展
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