暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epos43王のマテリアルD/闇統べる王〜Lord Dearche〜
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が発生して、一斉に発射された。また王さまを包み込む魔力の鎧。そやけど弾数が多すぎたんか「むお!?」2、3発ほど直撃を受けた。

「小僧、貴様のソレは魔法ではないな!」

「そこんところは企業秘密ってことで! 司令! 俺が近接を担当します! 生意気言ってすみませんが、援護をよろしくお願いします!」

『お願いします!』

わたしがどうこう言う前にトーマ君たちが王さまと近接戦を始めた。トーマ君の振るう大剣の一撃を避けては逸らして捌いて、「墜ちよ!」砲撃アロンダイトを発射する王さま。明らかにわたしより遠近両方で強い。トーマ君が左腕に装着してるゴツイ籠手で防御した。

「いってぇーー! ディバイドがうまく働いてない!?」

『なんで!?』

「そらそら、どうした小僧! そんな情けないザマでは、戦闘特化の騎士と言った格好が泣くぞ!」

打撃アンサラーシュラークや高速射撃アンスラシスドルヒなどのコンビネーションでトーマ君を徐々に押してく王さま。援護しようにも2人が接近しすぎてて出来ひん。とにかくブラッディダガーをスタンバイ。2人の距離が少しでも開いたら撃ち込むようにしておく。そんでついに「うわぁっ?」トーマ君が鍔迫り合い中に王さまの魔力弾エルシニアダガーを受けて後退。

「アロン――」

「発射!」

砲撃の発射体勢に入ったその一瞬にダガーを一斉射出。発射寸前やから回避も防御も出来ずに「のわぁっ!?」直撃を与えられた。トーマ君がすかさず、「クリムゾンスラッシュ!」大剣を横に振って、エネルギーの斬撃を飛ばした。煙幕を切り裂いて王さまに到達する斬撃。

「まだまだヌルイわっ!」

“エルシニアクロイツ”で受け止めてそのまま逸らし流して対処――したところで、「うおりゃぁぁぁっ!」トーマ君の突進。直感的にわたしは王さまの背後へと回り込むように飛ぶ。そんで王さまは「む!?」突進からの直接斬撃を繰り出したトーマ君の一撃を“エルシニアクロイツ”で受け止めた。

「クラウ・ソラス!」

すかさず砲撃を発射。トーマ君は砲撃が到達するギリギリまで王さまを抑え込んでくれたおかげで「ぐわぁっ!」また直撃を与えられた。それでも決定打にはならへんようで、王さまは「猪口才な!」体勢を立て直して、「グラディウスレイン!」半物質化してる剣8本をわたしに向かって落としてきた。

「シルバーハンマーッ!」

降り注ぐ剣が白い砲撃によって迎撃された。王さまの表情がどんどん苛立たしげなものへ変わってくんを見逃さへんかった。そっからはわたしの射砲撃とトーマ君の中距離斬撃で弾幕を張っては、王さまに隙が出来たら「ディバイドエッジ!」トーマ君の直接斬撃でさらに隙を大きくした後、「クラウ・ソラス!」わたしの砲撃でダメージを蓄積させてく。

「おのれ、
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