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ウルトラマンゼロ 〜絆と零の使い魔〜
再起-リヴァイヴァー-part1/師弟対決!ゼロVSウルトラマンレオ
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ルイズたちが竜の羽衣を求めてタルブ村を訪れている間、急遽アルビオンからトリステインとの間に不可侵条約締結の申し入れがあった。
怪獣災害のダメージが未だに残り、軍も縦治る余裕もなく不十分な状態が続いていた。
何より、前回も申したと思うが、トリステインはアンリエッタのウェールズに宛てた手紙が災いし、ゲルマニアとの同盟破棄は時間の問題。条約の締結は、不本意ながらもやむを得なかった。条約が守られている間、その間になんとしても軍の再編成と怪獣災害の爪痕をひとつでも多く消すために、私服を肥やして金を溜め込んできた貴族たちも王室命令で復興作業に手を貸すことになった。
トリスタニア城。その中庭に設置された東屋の屋根の下にて、アンリエッタ姫と彼女の母で亡き先王の妻であったマリアンヌ太后がいた。
「姫、アルビオンのウェールズに宛てた手紙、というのは誠ですか?」
「…はい、マリアンヌ太后」
背を向けたまま訪ねてきた母からの問いに、俯きながらもアンリエッタは肯定した。
「ゲルマニアの同盟は、トリステインの命綱も同然。それをあろうことか一刻の姫である私の手で断ち切りました。民たちを、臣下たちを危険にさらしたこの罪深き私になんなりと罰をお与えください」
自分が自覚している罪。
国を守るためと称して、旧知の仲であることを利用してルイズを死地に追いやったこと。
ワルドが裏切り者であることを見抜けず、魔法衛士隊グリフォン隊隊長というエリートだからという理由で信じ、使者としてルイズたちに同行させたこと。い人ウェールズと、彼に当てた同盟の妨げとなる恋文をレコンキスタの手に落とさせ、同盟の破棄を確定させたこと。
数えるとキリがなくなりそうだ。
「いえ、あなたは十分に罰を受けました」
予想外な返事だった。頭を下げていたアンリエッタは驚いて顔を上げる。
「きっとウェールズは、反徒たちの手によって命を絶たれたことでしょう。そのことで十分傷ついたお前に、これ以上なんの罰を与えようというのです?」
太后としてではない。マリアンヌは一人の母親として、そっと優しくアンリエッタの頬に触れ微笑んだ。
「過ぎたことは運命だと受け入れなさい。恋は儚き夢のようなもの。熱が覚めれば直ぐに忘れるでしょう」
「…忘れることなどできませんわ」
俯きながらアンリエッタは言った。ずっとウェールズのことだけを想い続けてきた一人の一途な恋する少女でもあった彼女に、失った存在を忘れることなど容易ではない。
「我儘にもなりたくなるのも仕方ありません。年頃のあなたにとって恋は全て。母も知らぬわけではありません」
しかしマリアンヌは言う。自分の娘は一国の王女にしてこの国の民たちにとって心の拠り所でもある。そんな立場にある以上、憂い顔を晒すことなどできない。
「しかしアンリエッタ、あなたは王女なのです。あ
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