語ることのできないこと
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銀河鉄道、それは人々の夢を乗せてこの広い宇宙を走っている。
時に事故も起きるが特に大事にはならない。
しかし今回は銀河鉄道にとってとても不味い状態であった。
他局員がいる目の前で聞かれてはならない事を通信回線によって聞かれてしまったのだから。
これ以上、此処に彼女たちを留めておけないと判断した未来は思いもよらない行動に出た。
それは通信回線を開き、
『こちら銀河鉄道エリアA管理本部の夏村未来少将です。至急A620系統の運命(デェスティニー)、ミッドチルダ間を封鎖してください。大至急です。』
『了解しました。しかし駅役員と管理本部員が休みなのは羨ましいですね。』
『全くだな。俺もこんなことにならなきゃ今も普通に仕事出来たのに。』
『まだ若いんですから。』
『とにかく頼みましたよ。』
『了解しました。』
そんな会話を近くで聞いていたなのは達は
「未来君、私たち船出来たから意味ないよ。」
と言った。これが未来の思惑だった。
「どこに止めているのかな?この星に入る際は連絡が必要だって決まってるんだけど。シュテル、レヴィー、ディアは時空管理局機動6課のここにいるメンバーを逮捕して。船を発見しだい乗組員も逮捕して。」
「わかりました。」
「ほいほーい。」
「任せておけ。」
と言うと逮捕し始めた。
ここ最近、事件が無かった為、銀河鉄道エリアA管理本部が人を逮捕するのは数年ぶりだった。
「捕まえたら、一人ずつ別にして牢屋に入れといて。魔力封印もしてよ。夏村綾容疑者此処に残して。後で家に連れて行って話す事があるから。」
「何でアタシだけなんだ?部隊長のはやての方がいいだろ。 」
普通に考えればそうだが未来が考えていることは事情聴取出はない。
早ければ明日にも釈放になるだろう。
未来が考えているのは銀河鉄道管理局にある裏つまり、管理局の闇に付いてだ。
もちろんこの事はミッドチルダに帰ってから皆に話してもらうつもりだった。
此所で話せないのは管理局の監視があるから。
未来は「はあ。」
とため息をつくと
「そうだな。では八神はやて容疑者も後で話があるので此処に残して後は連れてって。」
シュテル達がなのは達を捕まえていると
「未来君は君のいる此処が本当に正しいと思っているの?」
その質問に今までで一番冷たく
「これが俺たち銀河鉄道管理局の正義だ。」
この答えを聞きなのはが何か言おうとしたが、シュテル達に連れていかれた。
この部屋には今、未来、綾、はやての三人しかいない。
未来の目からは涙が出ていた。
本当は言いたく無いことを友達に言ってしまったのだから、当然と言えば当然である。
「未来君、もう少し自分の気持ちを大切にし。」
「心がけます。」
未来と二人は夏村家に行き、シュテル達は監視のため管理本部に残っ
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