コイツ・・・・・ツェペリか!?(※違います)
[3/4]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
前は今のままじゃ何も出来ずに殺されることになる。」
「は!? 何言ってんだ!! 俺がそんな簡単に「お前も味わっただろう? ゲブ神の力を。アレを使う男はディノの刺客だ。」・・・・・くっ・・・・・。」
ジークの言葉に、一切反論出来ずに口をつぐむ。
確かに、俺はタダの刺客でしかないカゲツグにあそこまで苦戦した。それに原作でもゲブ神はエジプト九栄神の中で最初に出てきた男、もっと強い連中も居る・・・・。
俺じゃあ、勝てない・・・・。
「分かったみたいだな。これから俺は、お前を修行する。お前さんの仲間もこう言って追い出したんだ。『お前らじゃ役不足だ。聖斗と一緒に居たかったらもっと強くなって来い。』ってな。」
「・・・・・アンタに付けば・・・・アンタの元で修行すれば、勝てるようになるのか?」
俺の質問に、何か言いかけたジークは口をつぐんで、代わりに口角を上げた。
「口で言うより、体で証拠を示した方が良さそうだな。ちょうど表にネズミが出てきたみたいだし、見せてやるよ。」
そう言って外に出てったジークについて俺も外に出てみると、そこには1人の男が立ってた。
それに面と向かって立ってるジークは、一見普通の見た目だがその筋肉が収縮と躍動を初めて、戦闘の準備に入っているのが格闘経験者の目からしたら明らかだ。
「聖斗よ、今目の前に立ってるのは、ディノの刺客だ。それも見た感じ、夜の時間帯に送る刺客では最強クラスになれる屍生人だな。」
「せぇぇぇぇぇぇぇぇぇかいだぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!! その後ろにいるガキをこっちに渡すなら見逃してやるぜ兄ちゃんよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!」
そう言って下種な笑いを浮かべてる男は、確かにJOJO第一部に出てくる屍生人だった。
さっき言ってたジークの言葉、少なくともこれでディノの事は明らか。あの時に見えた気がした奴の牙は本物だったんだ。
その衝撃で動けない俺と違い、ジークはあくまで冷静だった。
「残念ながら、それは御免こうむるなぁ。どうしても欲しかったら俺をブッ倒してからにしたらどうだ? 化け物野郎。」
「こぉぉぉぉぉぉかい、するなよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!!」
ジークの挑発に乗った屍生人が跳躍する。元々屍生人に与えられる超人的なパワーのお蔭で頭上にあった枝は当たると同時に砕け散り、屍生人は速度を緩めることはない。
「だけど無駄だな、ジーク!! アンタが『神砂嵐』を使えば!!!」
あの技を使ったらその圧倒的破壊力で目の前の屍生人は粉微塵に切り裂かれ、やられる。吸血鬼と違って再生能力のない屍生人はそれで
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ