コイツ・・・・・ツェペリか!?(※違います)
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も、転生者がいた・・・・?
神が語らなかった事実に驚き、固まっちまう。
そんな俺をスルーして、目の前の男は語り続ける。
「俺の他にも、俺のダチの長宗我部 火偉人と、獅子王 輝の2人が同じように転生して、俺の知らん場所で赤子として始めてる。俺の記憶が間違ってなかったら、それぞれが『怪焔王の流法』と『輝彩滑刀の流法』を貰ってる。」
ここら辺でやっと、俺の脳も稼働を始める。
「赤子のころからって言うと、俺らより20年以上前に転生しt「いや、違うよ。」へ?」
質問ではなくて事実の確認のつもりで言った事に入る否定。俺らより後に転生したのに赤子から? だったら今こうして会ってるのおかしくね?
「神はお前さんはマジでタダの罪滅ぼしのつもりで送ったんだ。だが、俺らはちゃんと理由のある転生だった。だからこの環境に慣れて、この世界で技術や技を磨く為にお前より前に時代設定したこの世界に転生させられたんだ。」
「成程・・・・。」
つまり、こいつ等は何か別の理由があってこの世界に来た、と。だから俺らより後だけど俺らより昔の時代に飛ばされた、と・・・。
「事情は分かった。で、その理由って?」
「ん〜・・・、あんまり言えるような事でも無いんだが・・・。まぁ、もう巻き込むつもりだからいいや。教えてやるが、驚くなよ?」
「あぁ、大丈夫だ。」
実際、大丈夫だ。
既にこの世界に来れたことが驚きだし、それに俺以外に3人も転生者が居たって事実も十分にビビった。これ以上驚くようなこともない。
「じゃあ話すわ。お前さんを神が転生させた時、その時空の歪みを治すのを忘れてた。と言うのも、そーゆーのを司る運命神に確認とらずに送ったから、普段はできない歪みができて、普段はできないから忘れてたんだそうだ。で、その歪みは送られたお前さんと対をなす力を持って生まれた。『波紋の呼吸法』に対をなす『吸血鬼の体』、『スタンド』に対をなすと言うか、スタンドを制することが可能かもしれない『弓矢』、その2つを持ってその歪みは1体の生命としてこの世界に生まれた。」
既にビビった。
そんな化け物が俺と同時にこの世界に送られてたってことにビビった。
そして、そんな俺の反応を完全に無視してジークは続けた。てか、まだあんの・・・?
「俺らはその男を消すために、神に選ばれてコッチに来たんだ。太陽に弱いって特性だけ消した『柱の男の体』と共にな。で、その男の名は、ディノ=ブラド、そう名乗ってる。」
「何っ!!!?」
その名前、俺は知ってる!!
俺らに宿を譲った、あの人だ!!!!
「・・・・その様子、既に会ったんだな? 奴は今、お前さんの命を狙ってる。自分と対をなす男を始末し、自分がこの世界『アースプラネット』で唯一になるためだ。そして、お
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