暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン〜狩人と黒の剣士〜
現実と仮想
[3/3]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
い。それに、いつまた俺が俺で無くなる時が来るか分からない。それに影響し、コイツまでもがコイツで無くなる事に、俺はよしとしない。
『ダーク……?おはようふぁー………』
すると、ライトが起きてくる。
「気分はどうだ?」
『うん、一応はすっきり。でも、さっきダーク何か言ってなかった?』
相変わらず勘の鋭い奴め。
「別に?それより、ロードの奴はどうしてる?」
『寝てるよ。昨日のリュービリオレウス騒ぎで力を使い果たしたみたいで揺すっても起きない』
「そうか……」
俺は内心ホッとし、バイクに跨がる。
『おい、これ雷狼号じゃん!!』
「ケチケチすんなよ。一応俺らは共有人格だろ?」
『ふざけんなー!!体を今すぐ返しやがれー!!』
俺は笑いながらヘルメットを被り、バイクを走らせた。
今はもう少しだけ、人格共有と言う嘘をつき続けようと思う。
[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ