暁 〜小説投稿サイト〜
戦火に捧げるレクイエム
地球に帰還、そしてまた……
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フェイトさんと別れた後、無事に地球に到着した。えっと……確か待ってればそのうちお迎えが来るって言ってたけど…誰なんだろう。

「鈴宮澪さんですね」

「あっ…はい、どう……も……」

えっと……誰が来たのか、見たまんまのことを言えば…メイドさんが来ました。

……えっ?なんでメイドさん?

「フェイト様からお話はお聞きしています。こちらへどうぞ」

「は、はい…」

メイドさんに付いて行く。一体どこに連れていかれるのだろう……その前になんでメイドさんがいるんだろう。

メイドさんがある部屋に案内をしてくれた。そこは外の庭が一望できる広い部屋、一目見ただけでお金持ちの家だとわかるレベルだった。

なるほど、お金持ちの家だったんだ、なら納得だね。

「あっ、きたきた」

「案内ありがとう、ノエル」

「いえ、では私はこれで」

あのメイドさん、ノエルさんって言うみたい。

ちなみに部屋で待っていたのは、少し赤みがかった金髪をショートヘアーにしている女性と、紫色の髪のロングヘアーに白いカチューシャをつけた女性だった。

この二人も、フェイトさんやさっきのノエルさんと同様にすごく美人だね。っと……観察もいいけど、自己紹介しないとね。

「えっと……初めまして、鈴宮澪です」

軽く頭を下げて自己紹介をする。

「えぇ、ご丁寧にありがとね。あんたのことはフェイトから聞いてるわ。私はアリサ・バニングスよ、よろしくね」

片手を軽くあげてウィンクして答えてくれたアリサさん。この人はかなりフレンドリーな感じがするかな……

「私は月村すずかです。私もフェイトちゃんから君のことは聞いてるよ。よろしくお願いしますね」

軽く会釈を返してくれたこちらの人は見るからにお嬢様オーラが出てて少し気後れしてしちゃいそうだね……

「まぁ、自己紹介はこれくらいにしてはい、これ」

「はい?…あっ…ありがとうございます」

渡されたものを確認してみると、それは地図だった。つまり……

「あんたの住んでるところがわかったら私が送ってくからね」

「はいっ…ありがとうございます」

と、返したところ、アリサさんがしかめっ面になってしまった。あれ?僕何かしたかな?

「私の方が確かに年上だけど、少し硬くなりすぎよ?」

「確かにそうだね……普通に話してくれていいんだよ?」

何を言い出すかと思ったらそういうこと……いやいやいや、無理ですよ!?お嬢様プラス美人、そこに年上が入った時点で普通に話すなんて無理ですからねっ!?

「え、えっと……こういう話し方なので……」

と、何気なく返した。二人とも少し不
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