第93話 少年達はOHANASHIするようです
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くっつけた様な魔法具。あれは、僕との仮契約品―――
「"我、汝の真名を問う!"」
「………君は。」
ボッ!
「……ッそいじゃあ俺らはここまでだ!あばよぉー!」
のどかさんの持った魔法具を一瞬にして察したのか、フェイトはさっきとは比べ物にならない本気の裏拳を
放つけど、何とか躱したラカンが再度気合ジャンプで戦場から即座に退場した。
「……逃げられるとで「【そこまでだ、フェイト。今すぐ帰還しろ。】」ッ、何故?計画を知られるよ。」
「【真なる所を知る訳でもないし、それでよい。二度言わせるな。】」
「仕方ないね……。今日はここまでだ、ネギ君。僕らをあまり失望させないでくれ。」
トプン
「ま、まて……!」
逃げたラカンさん達をフェイトが追おうとした瞬間、空間を切り裂いて黒いローブを纏った何かが現れて
フェイトを止めた。背は多分170ちょっと。肩幅も異様に狭く、声からしても恐らく女性。
なん、だ、これは・・・?フェイトが言う事を聞いたって事は、まさかこいつがあの時言っていた
"主達"の一人・・・!?
「【まだだ、まだその時ではない。お前達は弱すぎる……。】」
「何言ってんのよ、あんたはぁ!!」
ブォッ――!
「だ、駄目だ明日菜さん!!」
その何かが去ろうと後ろを振り向いたと同時。明日菜さんが振り被った大上段を黒ローブに打ち下ろす。
これで防御するにしろ反撃してくるにしろ、能力上どちらかが傷ついてしまう。
もし相手が戦おうとするなら・・・何としてでも、明日菜さんだけは生きて帰らせ――
トッ
「【困ったものだ………あれ程初撃はコンパクトに行けと教えたのに。】」
「「な……!!?」」
しかし黒ローブは反撃も防御もしなかった。いや、一応防御はしている。
後ろを向いたまま指一本で明日菜さんの本気の一撃を止めているのだから。だけど・・・拙い!!
気や魔力による強化無しで真剣を受けるなんて、この細見でラカンさんと同等の近接戦闘能力!?
いや、そこじゃない。こいつ、今なんて言った?"教えたのに"?明日菜さんに剣を教えたと言ったのか?
そんなの、だって、まさか・・・!
――ズドォン!!
「ぐ……!!」
「ウフフフフ……!流石センパイ、伊達に"創造主"はんに稽古つけてもらってませんなぁ。
その上魔刀2本、鳥族の翼、"翼族"の奥義。今の私と打ち合える人間なんてそうおりまへんよ。」
「刹那さん!と、月詠……!?」
「あ、あららぁ?ひょっとして「【しょうの無い奴め………。】」あ、あはははは。創造主はんも
おりましたか……。その、いや、これは………そう!センパ
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