第19話 やっぱり、惚れ薬です
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犯罪者としてつきだされることはないにしても、モンモランシーは退学で、ルイズの件でヴァリエール公爵家とモンモランシ伯爵家との間で、何かがおこなわれるだろう。そっちは、よしとして、モンモランシーが退学となると、結婚相手を探すのに苦労するだろうな。行き遅れになる可能性は大きいからな。
サイトが、
「じゃしょうがね。惚れ薬のことを姫さまに、いや女王さまだっけ? どっちでもいいや、とにかく相談していい案を出してもらう」
「おいおい、こんなことでサイトが、アンリエッタ女王に会えるわけがないだろうよ」
「いや、その、ルイズと一緒にいけば会える!」
「いや、ルイズだって、簡単に会えないだろう」
「いや、ルイズなら会えるかもしれないぞ」
ギーシュが言ったので、
「公爵家の長女ならともかく、三女はきびしんじゃないのか?」
「いや、ルイズは、アンリエッタ王女のご学友だったそうだから」
俺もそれは情報としてもっていなかったなと思いつつ、どちらにしろ、ルイズをこのままにできなさそうだと思い、
「そういえば、モンモランシ家ってラグドリアン湖に住む、水の精霊との交渉役を行っていたことがあったよな」
「そうだけど……」
「行くしかないと思うんだが」
「わかったわよ! 行けばいいんでしょ!」
とりあえず今いるモンモランシー、ギーシュ、サイトに俺と、ルイズを連れてラグドリアン湖へ明朝向かうことになった。
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