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仮面ライダーディザード 〜女子高生は竜の魔法使い〜
epic1 参上、魔法使いライダー
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ールにまたがったエリカが、フレイムバットを一点集中でにらみつけていた。

『あたたたた…くっ、誰だ貴様は?』
「あなたに名乗る名前は、ありません!」

エリカはマシン・アバタールから降りると右手中指に手形を模した指輪をはめ軽く念じ、腰に現れたディスクにふれる。

『ドライバーオン!プリーズ!!』

するとどうだろう、音声と共にディスクの周りに様々な付属品が取り付けられ、ベルトを形作っていったのだ。
続いてエリカはディスクの左右に付けられたレバーを上下に動かしディスク部の手形を左手用に切り替えると、左手中指に何かの顔を模した指輪をはめた。

『お…女…、貴様まさか…!』
「はい、私があなた方から世界を守る…竜の魔法使いです!」

腰にあるドライバー…ディザードライバーが高らかに音声を奏でる中、エリカは指輪についている銀色のバイザーをカチッと下ろし、その指輪をディザードライバーにふれる。

『オーケィ・ユータッチ・ヘンシーン!、オーケィ・ユータッチ・ヘンシーン!…ディザード!プリーズ!!』

そしてエリカは左手を伸ばし、スカイブルーの魔法陣を展開させる。
魔法陣はすべるようにエリカの体を通過し、彼女は姿を変えていった。

『ディーディー、ディーディーディー!!』

彼女が変身したその姿は…まさに魔法使いそのもの。
スカイブルーの美しいマスクに竜の角を思わせる黄金のクロスホーン、マスクと同じスカイブルーのきらびやかなアーマーに金で彩色されたブレスレットとアンクレット。
更に黒いローブがスカイブルーの美しさをより一層際立たせる。

彼女のもう一つの顔…それが仮面ライダーディザード。
この世界に現れしホムンクルスを倒し、人々を救う現代の『竜の魔法使い』。

「イッツ…ショータイム!」
『…ちっ、ふざけやがって!ガーゴイルよ、奴を倒せ!』

フレイムバットが一喝すると、地面から湧いて出るように等身大の黒い使い魔…ガーゴイルが現れ、手にした長槍を振り回しディザードに襲いかかってきた。
しかし、ディザードはあわてる様子もなく右手の指輪をコネクトに変更、再度ディザードライバーを操作し右手用に切り替え、軽くふれて魔法陣を展開。

『コネクト!プリーズ!!』

そこから銃身にディスクと異なる握られた状態の手形が接続された銃を取り出した。
いや、銃と言うよりは銃剣に近いであろうその武器の名は、『ディザーソードガン』。
ディザードは攻め寄るガーゴイルを片っ端から砲撃して数を減らし、長槍で突いてくるガーゴイルには近くにいるガーゴイルを踏み台に軽くジャンプ
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