はぁ?だったら?
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またな にするって。パーカーが気づいたのかは知らねーし、どうでもいい。気づいたから?だったら?それが?で終わるはずだ。
しばらくしてもうパーカーの後ろ姿は、見えなくなった。ーパタンー 俺は、家に入った。
・・・
夏休みがそろそろ終わる。俺夏休みほとんどぼーっとしてたなぁ。(あと受験勉強。)特にやることとかないし。まぁ、ぼーっとする事を望んでたんだからそれはそれでOKだよな。何かしようかな。最後らへんくらい。・・・・そんな事を考えてると、うっ!パーカーから電話だ?!
「んだよ・・・・。」
『もしもし?!僕だよ!覚えてる?!』
「お前は、オレオレ詐欺でもする気か?自分の名も名乗らないで・・・・。」
『言わなくてもスマホにかけてんだからわかるだろ?』
「それより要件は?無いなら切るから。」
俺は、無理やり切ろうとしたがパーカーが慌てて要件を言ったので聞くことにした。
『僕らももう夏休みが終わるから最後の思い出にプールに行こうと思ったんだ!だからいくぞ!』
「おいおい?!人の都合とか聞けよ!!そもそもどこで待ってればいいんだよ?!」
『都合とか聞かなくても敬人なら来てくれるって思ってるから。場所は、あの公園ね。バイバーイ!』
「あっ?!」 ツー・・・・ツー・・・・
切られた・・・・。早く準備しねぇと。・・・・・・・・・・・・「来てくれるって思ってるから。」って言われたって・・・・。信じられても困るんだけど。ダメだったときのこと考えろよ。
「兄貴ー・・・・ちょっと行ってくる。」
「どこに行くの?」
「・・・・プール・・・・誘われたから。ぱっ・・・・じゃなくてシャオに。」
「そっかぁー行ってらっしゃい。」
バタン
・・・
あれ以来俺は、この公園には、行かなかった。近くを通ったことは、何回もあるけど。何かあると嫌だからなんとなくパーカーに電話をした。・・・・なんでパーカーにかけたんだろう、俺。花梨とか心春でもいいじゃないか。切って他の人にかけようとしたとき。
『敬人?どうしたんだい?』
パーカーがでた。もう切れない。
「あのさぁ・・・・お前今どこにいんの?俺もう着くんだけど。」
『僕は、もう着いてるよ。皆もいるよ。』
「わかった急ぐ。切るわ。」
『ゆっくりでも大丈夫だから。』
「おう。」
急いで走ると直ぐに公園についた。皆を捜すとパーカーが手を振っているのに気づいた。
「悪い。遅くなった。」
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