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僕の恋物語
続 いつだったか
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僕は…どうしたらいいんだろ…今現在僕には好きな人がいる そう 神野さんではなく 桜先輩だ。 僕は言葉を慎重に選びながら必死に答えた。

「え、えと…その気持ちはすごい嬉しいよ で、でもさ…ね? 10年前に遊んで 僕のこと好きになった だと 一方的っていうかなんていうか…だ、だからさ まずはその…と、友達から なんてどう? それで お互い好きになったら つ、付き合うって形にしない?」

僕はたぶんすごい苦笑いで今の言葉を発していただろう。 でも僕はそれ以外浮かばなかった。

「う、うん…わかったよ じゃあ…そうしよっか。」

神野さんは少し辛そうな顔をして僕に言った その顔をみて チクリ と 心が痛くなった…。

「「…………」」

僕と神野さんは少しの間無言が続いた。 と先に口を開いたのは…神野さんだった。

「え、えと…ごめんなさい いきなり…じゃあ私は帰るね また明日ね出崎君」

と神野さんは少し足早に去っていく。

「絵?あっ……」

僕が声をかけようとした時はもう神野さんは届かない距離にいた。 そのあと僕は家に帰った。

「あっ おっかえりー おにぃ… どうしたの?」

帰って早々凛が僕の異変に気づいて聞いてきた。 さすが妹だなって改めて実感した。 僕は凛にさっきのことを話し少し凛と話をしたあと 夕ご飯は凛が作ってくれた。

「「いただきます。」」

二人で一緒に言ってから食べはじめる。 凛は黙って食べている。 きっと気を使ってくれているんだろう…。
そのあと食べ終わってから 僕はお風呂に入った。

「はぁ…僕はあれでよかったのかなぁ…。」 とお風呂でぼやきながら入っていたらあっという間に時間が過ぎていた。

僕はお風呂から出て 着替えを済ませてからリビングに入る。 すると 凛は疲れたのか寝てい。

「すぅ…すぅ……。」

「起こすのは悪いとおもうけどごめんな凛 起きて 凛」

凛の体をゆさゆさと揺らし。

「んぅ…んん…あっ 私寝ちゃってたんだ…ありがとねお兄ちゃん 私もお風呂入ってくるね〜」

とちょっと危ない足取りで凛はお風呂に向かっていった。

「さて…少しゆっくりしたら部屋に戻ろうかな…」

僕は凛が出てきて 凛におやすみ と言ってから部屋に戻り 眠りについた。


次の日 僕は珍しく寝坊をした。 凛の どたどたという足音で僕は目を覚ました。

「あっ! お兄ちゃんおはよ! ごめんね もう朝ごはん食べてる暇ないからパン食べてね! じゃあ行ってきます!」

「 はいは…」

僕が返事をしたときにはもう凛は玄関を出ていた。 どんだけはやいんだろ… 僕も焦りながら着替えをしパンを食べなんとかいつもの時間に間に合わせ
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