第八話【夢はいいよね!】
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させようとしていたから、しっかりと起こせてないんだよな。
「……分かった。食べてからじゃ、ダメ?」
凛は食べる手を止めて、上目遣いで見つめてくる。
う、うぅ、ここに来ての上目遣いかよ。いや、別にいいけど。俺が耐えきれない気が……。
「分かった。食べてからでもいいぜ」
ありがとう。と言って満面の笑みで笑う。
仕方ない、俺の忍耐力の見せ所って、奴だな。それに食べている内に目を覚ますだろ。
結局、凛は俺が肉じゃがを二杯食べる終わる頃にはいつも通りに戻り、今度は私が食器洗うね。と言って食器を片付けてくれた。
「大地、肉じゃがとポテトサラダの残りはどうするの? 今思えば、ジャガイモのオンパレードじゃない?」
思っていたより作ってしまっていた肉じゃがとポテトサラダをどうするか、凛が聞いてくる。
「明日に食べるよ。いつも一人分しか作らないから作りすぎた。サラダの方はサランラップして冷蔵庫の中にでもつっこんどいてくれ」
凛は、そう。と言って食器を洗い始める。
「凛、俺は風呂行くから洗ったら勝手に帰ってくれてもいいぜ」
そう言い残して風呂場に向かう。少し身勝手なことをしたと思ったのは、服を脱いだ後だったから、そのまま風呂に入った。
☆
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