暁 〜小説投稿サイト〜
遊戯王GX 〜プロデュエリストの歩き方〜
エピソード20 〜論破タイム!〜
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をのみ、驚愕な表情を露わにする。そして、胸ポケットからス○ホを取り出す。翠は知っているのであちゃー、もう出すんだね。と言っている。

〔確かにな。鮫島と代われ!〕

えらく偉そうな口調の声が響き、そのまま鮫島校長へと渡す。画面を覗きこむと目を大きく見開き、表情が凍りつく。ちなみにビデオ通話である。もちろん、さっきの茶番劇もバッチリ録画してある。

「お、オーナーですか??なぜ、貴方が!」

こうして、デュエルアカデミアのオーナーことKC社、社長海馬瀬戸の介入によって茶番劇は幕をおろした。







「審議の結果、鮫島校長は減俸、査問委員会及び龍牙先生は解雇という形になりました。」

数時間後、海馬社長の右腕である磯野さんがこちらへと趣き、結末を伝えてくれる。

「どうもお疲れ様です。」

「いえいえ、これが私の仕事ですので。それとあなたたちにも校則違反を犯したという事なのでペナルティとして、制裁デュエルを受けてもらいます。ルールは2VS2のタッグデュエル。対戦相手はこちらが用意致します。勝てばペナルティ無し、負ければ停学2週間ということになります。」

デュエルと聞いて十代は早くもワクワクしている様子である。一方、翔は怖気づいている。お前ら、気が早すぎだろ…

「デュエルの日時は後日ご連絡致します。それと海馬社長からご伝言を預かってますので失礼ながら読み上げさせてもらいます。ゴホン!『デュエリストたる者、自らのロードは己で切り開け!』出そうです。それではがんばってください。」

ぺこりとお辞儀をして退室していく。なぜだろう、いつも冷静な磯野さんが海馬社長のテンションで喋ると違和感があり過ぎる…

「さて、タッグデュエルのペアだけどどうする?」

「ん〜、俺は誰とでもいいぜ!」

「そう言うと思ったよ…俺と姉ちゃんはデッキは幾つか持ってるからペアに合わせて使い分けれるけど、問題は翔だな。」

ショボーンとしていた翔は急に話題を振られ慌てる。

「エェ??俺っすか??俺なんかが組んだらペアの人に迷惑かけちゃうっす〜…」

言うと思った…と心の中で愚痴り、溜息を吐く。正直、こいつのひ弱精神をどうにかしてやりたい。ストレスから殴りそう…

「じゃあ、翔俺と組まないか!紫苑達は姉弟だからそっちのがいいだろうし、俺はも義兄弟だしな」

「うぅ…アニキ〜。一生ついて行くっす〜」

目をうるうるさせて十代に飛びつく。なんだこいつら……
そう思っているとドアがバンッ!と荒々しく開けられ三人ほど入ってくる。明日香と雪乃とコアラみたいな人だ。名前は…忘れた

「十代君、聞いたわよ!退学にされるんですって??」

「いや、それは間違いだぞ明日香。実はな、紫苑と翠が査問委員会
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