十八話:実戦練習
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リアス・グレモリーの別荘にたどりいくとクロームとアーシアそしてユニが俺達を出迎えてくれた。アーシアはカスザメの治療をしている最中だったが。
「お疲れ様です、一誠さん。」
「お兄ちゃん…お疲れなさい。」
「特に疲れてねえよ。」
クロームが手渡してくれた水を飲みながらそう答える。ユニは他の二人に配っている最中だ、本当に気配りが出来る女だな……。まあ、とにかく動いたと言えるのはそこに転がっているカスザメをしばいた位なので対して疲れていない。正直変態共の相手をする方が疲れる。
(クロームたんクロームたんクロームたんクロームたんクロームたんクロームたんクロームたんクロームたんクロームたんクロームたんクロームたんクロームたんクロームたんクロームたんクロームたんのお仕置き欲しい。)
ほら来たよ、これを疲れずに対処出来るかってんだよ。まあとにかく―――
(ぶっ殺すぞてめえ!!!!!おい、他の変態共こいつを駆除したらカストカゲもろとも焼き鳥の処刑方法の実験台にしてやる!!!)
(なぜ俺まで!!?)
((((イエッサー!!!マイボス!!!!!))))
(イッセー様、クローム様に近づく害虫駆除は私めにお任せください!!!さあ、覚悟するのだ!!!!!)
(クロームたん、ペロペロ。)
(正気に戻るのだ!!!我らはイッセー様のお仕置きにのみ従って生きていくと誓い合った仲ではないか!!!??)
両方とも正気じゃねえだろ!!?というか何、傍迷惑な誓いを立ててんだよこいつらは!!!
(クロームたん、クンカクンカ。)
(やはり言葉では通じぬようだな……ならば実力行使あるのみ!!!!!)
(クロームたん、ハアハア。)
(我が力で正気に戻るのだあああ!!!!!)
(クロームたんに踏みにじられたい。)
そのまま俺の精神世界で変態VS変態の戦いが始まった…相討ちにならねえかなこいつら。
というかクロームは大丈夫だろうか?今度から変態の管理を厳重にしないとな。
俺の妹が変態の毒牙にかかることだけは何としてでも避けなければ。
「一誠殿、拙者の修行相手はいったい誰になるのですか?」
「てめえの相手は――「王子さ。」――ベルだ。」
「なっ!!?」
登場と同時にバジルにナイフを投げるベル、やっぱ休暇取らせといて良かったな。こいつが最初からいたら何人か死んでるぜ。
「ベルフェゴール殿!!いきなりナイフを投げるのはやめてください!!!」
「やだね、だって俺、王子だし、ししし。」
「一誠、王子って?」
「あいつは正真正銘の王子だ。色々とあるんで国の名前は言えねえがな。」
「王子って……本物の王子が何で暗殺部隊になんているの?」
「あいつは常人離れ
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