例えばこんなのは殲滅戦と呼ぶと思うな
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で楯無。オヴォノ・クリスタルのオヴォノって何?』
「ああ、それは・・・・・・日本の霧吹き妖怪『オボノヤス』から」
『ダッサ。名前変えなさい今すぐに。そんなダッサイ名前の装備なんて身に着けたくないわ』
「酷い!?しょうがないじゃない、昨日存在を思い出して名前決めたんだから!!」
『せめて霧の中の針鼠とかにしなさいよ。一応ロシア代表でしょ?』
知識量的にロシア語は無理である。誰がとは敢えて言わないが。ミステリアス・レイディって名前も装備もロシア彷彿とさせる要素あんまりないよね、と同級生に言われたことを思い出して悲しみを背負う楯無であった。
さて、そんな大爆発や轟音で大地を揺らす大量破壊兵器共とは別の場所で全然方向性の違うしてる人が3人。
「一夏、篠ノ之!お前たちは右をやれ!私は左をやる」
「了解だ千冬姉!何気にパワーアップした白式の初陣だ!派手にやるぜぇぇぇ!」
『調子に乗りすぎてエネルギー管理を怠らないでよ?』
『心配あるまいヴァイスよ!何故なら減った分のエネルギーは我と主さまが回復させるからな!!』
「おいおい、私も前へ出るのだぞ?自分の戦闘エネルギーも勘定に入れておけよ、ツバキ!!」
2振りの雪片。
2つの零落白夜。
つまり、2人の一撃必殺持ち。
そしてその後ろに控えるは、唯一使用能力「絢爛舞踏」によるエネルギー回復が可能な最新型IS。
これが意味する事柄はたった一つ。
I S 無 双 開 幕 で あ る 。
「せい!はっ!とう!でりゃぁぁぁッ!!」
輝く刃が振るわれるたび、無人機のゴーレム達が無残に叩き斬られていく。一発一発が一撃必殺なため当てれば当てるほどバタバタと敵が落ちていく。その上消費した端からエネルギーが回復していくのだから敵にとっては悪夢以外の何物でもない。その様は現代兵器の戦闘というより時代劇の乱闘シーンのようだ。
飛んで回って切り結ぶ。その一連の動作はまるで舞を披露するようでもあり、一種の美しさを纏っている。
『次!12時方向、距離20!』
「喰らえ無双剣、唐竹割りッ!!」
『次!2時と3時の方角、距離15!!』
「天空剣Vの字斬りぃぃぃッ!!」
『正面!』
「火炎剣十文字斬りーッ!!」
『上方に3機!!』
「ファイナルゴッドマーズ!超・重・剣!ゴッドライジンソードッ!!」
『あの・・・・・・もうちょっと普通に斬ってくれない?』
「何言ってるんだ!まだまだ叫び足りないぞ!?断空剣もハイパーオーラ斬りもニューバクソードも草薙の剣もザウラーマグマフィニッシュも電光雷鳴崩しもシャイニングフィンガーソードも・・・叫びたい技沢山あるのに!!」
『叫ぶだけなら後でも出来るじゃない
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