第五話
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「霊夢!最近妖怪の山ともう一つ山が現れたの知ってるか?」
「なんでこうみんな玄関から入ってくれないのかしら?」
「で?知ってるのかよ!霊夢!」
霊夢と呼ばれた巫女服の少女はため息をつく。
「そんなの知らないわよ」
「おい!異変じゃねぇのか?」
やけに男口調のメイド服を着た女の子が山のある方向へと指を差す。
「知らないわよ」
そのころ刹那
よく寝たな…
「おはようございます」
「あぁ…」
何故かこの山の動物はみんな妖怪となっている。
数多くる妖怪を殺して食べていたからだろうか?
何故か全員少女だが…。
「おい白蓮…この幻想郷とやら…来たはいいが何もないぞ?」
「八雲紫と言うスキマ妖怪に騙されたのでしょうか?」
「黒曜?」
「はいはい?」
「そこらを飛んでこい」
「わっかりましたー!!」
ちなみに白蓮は白毛の狼…黒曜は夜叉鴉だ。
夜叉鴉とは足が3本ある鴉の妖怪だ。
今この山には数十の妖怪が住んでいる。
小さな妖怪の里みたいなもんだ。
ん?黒曜が戻って来たか?
「どうだった?」
「はい!様々なところで強力な妖怪や鬼、霊力をもった人間がいますが…」
「そうか…」
そうか…スキマ妖怪の言うとおりってわけか…
「今の妖怪の総数は?」
「はい!100に届くか届かないかくらいだと」
「そうか…幻想郷…取るか」
「はい?」
「退屈してたところだ…幻想郷の妖怪…見せてもらおうか」
博麗神社
「霊夢?」
「魔理沙…あんた感じないの?」
「感じないの?ってそりゃあさっきから変に落ち着かない気がするけどよ?それがどうかしたか?」
「はぁ…何が起こってるのかしら?」
「霊夢さーん!!」
「文?」
射命丸文
烏天狗という妖怪だ。
「それに椛も」
白狼天狗と言う妖怪だ。
「どうかしたの?」
「はい!それが気になる情報がありまして…」
「気になる?」
「はい…突如現れた山なんですがついさっき通った時鴉が飛んでたんです」
「鴉?」
「はい…しかし足が3本あってですねぇ…まるで周りを偵察しているような…」
「足が3本の鴉……たしか夜叉鴉とか言う妖怪ね」
「「「「!?!?!?!?」」」」
「誰!そこにいるのは」
ほう…俺に気づいたか…
「誰?と聞かれてもな…白蛇山棟梁…八意刹那」
「白蓮」
「黒曜!」
「狐霊…」
狐霊は俗に言う天狐の部類に入る。
何年何十年と生きた狐が妖怪化したもの
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