第四話
[1/2]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
暗い…息苦しい…狭い…けど…心地…い…い…な。
しかし目を覚ました瞬間すごい重さで指一本も動かせず声も出せない…。
すり抜ける程度の能力!
………できない!!!
全てを操作する程度の能力!
「ぷはぁ!くはぁ!はぁはぁ…はぁ…」
なぜすり抜ける程度の能力が使えない?
他の能力を使おうとするが全てを操作する程度の能力しか使えなかった…。
他の能力は飛んだみたいだ…。
空から紙が飛んできた…。
八意刹那へ
よく生きておったの。
とりあえず現状くらいは教えといてやろう。
今はすでに縄文時代に入る手前じゃ。
お主はその間ずっと寝とったからの。
とは言ってもお主自身の封印式による封印でじゃがな。
その時相当力を使ったようだの?他の能力は何処がへ飛びいつかそれを持つものも現れるじゃろう。
そして月に行った者はお主を神と崇め取るようじゃの?
まぁ崇めたところで何もないが…。
ま、お主も半妖となったか…。
ではがんばってくれたまえ。
手紙を読み終わるとなぜか燃えてもいないのに黒くなりバラバラになった。
誰からの手紙だろう…。
そう思い適当に歩いているとどうやら相当眠っていたようだ。
すでに人間が存在しており集落のようなものもちらほら。
妖怪も徐々に増えて行っているようだ。
ここは何処なんだ?…
まぁいい…近場の山で一休みするか…。
そういえば変な手紙には俺は半妖になったと…。
そういい集中してみるとたしかに…と言うか強すぎる妖力を感じる。
するとなぜか体がどんどん伸びて白い蛇…白蛇となっていた…。
たしかに白蛇は妖怪として数えられているが蛇の王のようなものだろ?…なぜ?
そういえば直接手で貫いた相手に白い巨大な蛇がいたな…血を舐めたせいか?まぁいい…。
妖力を抑えると人型に戻った。
とうぶんは山籠りだな…。
そうやってまた数百年と時が経つ…。
今はまさに縄文時代
ってもまぁなにもやることねぇがな…
たまに人の集落におりて物資を調達しているくらいだ。
とくにやることはないのに何故か山のボスになってしまった。
山には狼、狐、山猫、蛇、ウサギ、なと様々な生物がいる。
俺は山の頂上に神社のような建物を立てそれを住居にしている。
今も居間に座り茶をすすっている。
首には蛇、そして足もとには狼が…ナデナデ
狐と山猫が暇そうに庭で寝ている。
すると急に動物達が騒がしくなった。
そして庭に出ると妖怪が狼を蹴散らしこちらを向いた。
「うちの子に何てことしやがる…
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ