第194話 最終局面へ―――!
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を思いながら叫び続ける。
ハ「マヤ、いないね。」
ル「もぉ、マヤったらぁ・・ドコに行っちゃったのよぉ。」
立ち止まり肩で大きく息をしながらも、ルーシィは視線を辺りに巡らせ、見慣れた仲間の姿を探すがドコにも見当たらない。
ル「・・・もーっ!早くしないと、ナツの活躍見れなくなっちゃうわよーっ!」
ハ「ルーシィも、リョウの活躍見れなくなっちゃうからね。」
ル「うるさい猫!」
ブーツの踵を鳴らしながら、ルーシィとハッピーは再びマヤを探し始めた。
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ナ「うォらァ!」
一方、マヤがいなくなってしまった事を全く知らないナツは炎を纏った拳を勢いよく振るい、キースとレヴルに攻撃を仕掛けて続けていた。
レヴ「だらァア!」
キー「オリオン!目の前にいる敵をその棍棒で薙ぎ払え!」
オリ「オオオオオオオッ!」
ナツの攻撃をかわした2人は、拳に星の光のような輝きを放つ光を纏ったレヴルと、右手に巨大な棍棒を持った、怪力座のオリオンを呼び出したキースが同時に攻撃を仕掛ける。
ナ「火竜の・・・咆哮ッ!!」
レヴ「くっ。」
キー「うあっ。」
オリ「ぬぉあっ。」
口から灼熱の炎の息を噴出し、攻撃しようとしたキース達をその場で押し止めさせる。
レヴ「せ・・星竜の・・・咆哮ッ!!」
ナ「!」
一瞬の隙を突いて灼熱の炎に包まれたままレヴルは、口から金銀に光り輝く息を噴出した。
星の光の息はナツを呑み込んだ。
キー「ひ・・開け・・・!天馬座の、扉ァ!・・カラスティア!」
キースは銀色の鍵を取り出し、鍵の先端を上空に向け炎の外側に白銀の毛に翼を持った、天馬座のカラスティアを呼び出した。
キー「・・・カラス・・ティア、その翼で・・強風を・・・!」
所有者のキースの指示通り、天馬座のカラスティアは白銀の翼をはためかせて強風を起こし、灼熱の炎を吹き飛ばした。
ナ「くあぁぁあっ!」
対するナツは、身体全身から炎を噴出させ、星の光を焼き消した。
キー「オリオン、カラスティア、戻れ。」
キースは傷だらけの手で怪力座と天馬座の鍵を掴みオリオンとカラスティアを星霊界に帰らせた。
その隣でレヴルは左手で右肩を押さえながら荒く呼吸をしている。
ナ「流石だな・・・へへっ。」
傷だらけの2人の前にいるナツは平然とし
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