YES!ウサギが呼びました!
第七話 「ギフトと今後の方針」
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ティの幹部、ちゃっかりしていますね」
「そういう事じゃな・・・・・・さて、そろそろノーネームの本拠地に送るとしようかの」
パンパンと白夜叉が柏手を打つと目の前に『穴』が開きその先のは、十六夜や黒ウサギが見えていた。
「この穴を抜ければもう本拠地じゃ」
「ああ、わかった」
「ありがとうございます」
「白夜叉ちゃんまたね〜」
それぞれ穴を潜り、ノーネームの本拠地へと帰っていく。
そこにはちょうど十六夜が水樹の放水から逃れ石垣を上がってきたところであった。
「お!早かったな」
「お帰りなさいませ」
「黒ウサギのお姉ちゃん、この人達が後の三人??」
「そうですよ〜暁古城さん、雪菜さん、零菜さんです、みんなお挨拶を」
「「「「「「よろしくお願いします!」」」」」」
「よろしくな」
「よろしくお願いします」
「よろしく〜」
しばらく話をした所で、女性陣から『とにかく風呂に入りたい』という要望が出ため、黒ウサギは湯殿の準備を進める途中で
「さてさて、皆さん湯殿の準備が整うまでに、お部屋を決めていただでもよろしいですか?」
「部屋?」
「はいな!この屋敷の好きな部屋をお使いいただいてけっこうですので、好きな場所を決めていただきたいのですよ」
「それなら俺はここでいいぜ」
「わたしはここにするわ」
「わたしはここ・・・・・・」
それぞれに部屋を決める十六夜達、次は古城達の番になった。
「さて・・・・・・雪菜と零菜はどうしたい?」
「私は古城さんと一緒で構いません」
「ん〜わたしは個室にしようかな?たまには二人で過ごしたいでしょ?」
「「なっ」」
零菜の言葉に顔を赤くする古城と雪菜であったがここで黒ウサギからの質問が飛ぶ。
「あの〜別に部屋は沢山ありますからいいのですが、なにゆえ御兄妹の三人の内、古城さんと雪菜さんが同室で零菜さんが個室みたいな話しの流れなのでしょうか??」
「「「えっ?」」」
「え?」
どうしてそんな疑問が出るか分からない古城達、戸惑いながらも意を決してもう一度黒ウサギが問う。
「古城さん達は御兄妹・・・・・・ですよね?雪菜さんと零菜さんは双子かもしれませんが・・・・・・」
「・・・・・・」
「あちゃ〜」
「あ〜そういう事か・・・・・・苗字が同じだったし無理もないが・・・・・・黒ウサギ、俺達は家族ではあるが兄妹じゃぁないんだ」
「はい??」
ここで古城は本日、最大の爆弾を投下した。
「俺と雪菜は夫婦なんだ。そして零菜は俺達の娘なんだよ」
「え、え??娘??し、しかし、お二人ともまだお若いですし、零菜さん程の大きなお子
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